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>>OLとは? |
◆「悪女」 のあらすじ
父の知人のコネで、大手企業に入った田中麻理鈴(まりりん)。
入社式では、訳の分からない言葉が飛び交い、まるで異国の地にきたかのよう。
でも、麻理鈴が配属されたのは、エリートの働く職場ではなく、窓際族の集まり、庶務課の資材管理室。
どんよりとした雰囲気の中、何事も楽しむ麻理鈴は、自分のデスクに感動したり、初めてのことばかりで浮かれていると、女上司・峰岸から、「コネでしょ」と冷たくあしらわれる。
峰岸によると、コネ入社の新人社員は出会いもやりがいもない職場に飽き、すぐに辞めてしまうと言う。
麻理鈴は、何も分からず不安だけれど、これからいいことがありそうな気がする、といたって前向き。
翌日、遅刻しそうになった麻理鈴は、急いで会社のエレベーターに乗ろうとした時、コンパクトを落としてしまう。
そして、そのコンパクトを拾ってくれた紳士的な男性に、一目ぼれ。
自由奔放な麻理鈴は、秘書課にある個人データを盗み見たり、同じ会社で働く名前も知らない男性のことを探し始める。
他の部署の社員にバカにされたり、仕事で失敗しても、いつか運命の人に再会できるかもしれないこの会社に辛いことなんてない、と頑張っていた。
仕事にも慣れてきた麻理鈴は、耳にボールペンかけ、くわえタバコで作業をしていると、峰岸に注意される。
「新聞記者に憧れていて」といつでも陽気な麻理鈴。
そんな麻理鈴を見て、峰岸は「出世したくない?」と言い出した。
出世に興味のない麻理鈴は、聞く耳を持たなかったけれど、「何でも好きなことができるわよ」という言葉に心惹かれる。
会社の人事も思いのまま、贅沢もし放題。
社長になれたら、社長命令で憧れの男性をお婿さんにすることもできるかもしれない、と一人で妄想をふくらませる。
麻理鈴は、そんな下心を隠し、「まじめに働いて、立派な社会人としてやれるとこまで頑張る」と峰岸に伝える。
そして、エリート社員になるための峰岸による指導が始まった・・・。
「悪女(わる)」は、仕事をしながら恋を楽しむという、ありがちなOLの話ではなく、個性的な麻理鈴が、優秀な社員達の間をくぐり抜け、のしあがっていくサクセスストーリー。
1991年に、弘兼憲史の「課長島耕作」とともに、第15回講談社漫画賞一般部門を受賞した名作漫画だよ。
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◆ OLの職業漫画「悪女」について語る ◆
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