|
|
|||||||||
>>医師とは? |
「コウノドリ」 のあらすじ
「ベイビー」と呼ばれる名ピアニストがいた。
彼の演奏に魅了されるファンは多いけれど、ライブの途中で姿を消したり、謎に包まれた。
ベイビーは、年齢も経歴も不詳。
児童養護施設で育ったということしか知られていなかった。
神出鬼没のベイビーの正体は、なんと産婦人科医。
聖ペルソナ産院に勤める、鴻鳥(こうのとり)サクラだった。
出産には休みがなく、いつオンコール(病院からの呼び出し)があるか分からない。
だから病院から呼び出される度にライブ会場から姿を消していたんだ。
ある日、聖ペルソナ産院に急患の受け入れ要請が入る。
患者は、陣痛で苦しむ女性。
未受診妊婦のため、週数は不明。
※未受診妊婦とは
妊娠をしているにも関わらず、妊婦検診を受けていない妊婦のこと。「野良夫婦」とも呼ばれる。
彼女は出産間近にも関わらず、5つの病院から受け入れを断られ、1時間以上動けずにいた。
受け入れを拒否されるのには理由があった。
未受診妊婦が出産直前に病院に現れる「飛び込み出産」は、病院側のリスクがとても大きい。
胎児や母体の情報がないから、どんな状況にも対応できるよう準備をしなくてはいけないからだ。
万が一、母体がウイルス性肝炎やAIDSなどに感染していたら、医療従事者にとっても危険。
その結果、たらい回しになってしまい、母子とも危険な状態に陥ってしまう。
聖ペルソナ産院の医師も動揺を隠せず、受け入れには反対。
そんな中、サクラだけは、
「未受診なのは母親のせいで、おなかの赤ちゃんは何も悪くない」
と未受診妊婦を受け入れる。
妊婦から話を聞くと、彼女は自分が生きているだけでも精一杯だったんだ。
頼れる人もいないし、助成制度の知識もなく、これまで受診できなかったと言う。
聖ペルソナ産院には、様々な事情を持った妊婦が訪れる。
「コウノドリ」は、妊娠・出産の状況がリアルに描かれている。
切迫早産の低出生体重児出産、淋病感染。
出産は病気ではないけれど、多くの危険を伴うもの。
それぞれの問題に真剣に向き合うサクラの姿から、命の大切さが伝わってくる。
家庭環境、健康状態など、将来の不安が大きいケースもある。
「人の何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれない。でも人一番幸せになることはできる。」
とサクラは、新しい命の誕生を迎え入れる
出産自体は女性がするものだけど、「コウノドリ」は女性にだけじゃなく、男性にも読んでもらいたい漫画だよ。
【映像化情報】
2015年10月綾野剛主演でドラマ化。
医師の職業漫画「コウノドリ」について語る!
「コウノドリ」を読んで医師になった人、医師を目指している人のコメントも待ってるね♪