医師の漫画:「エン女医あきら先生」 水城まさひと
◆「エン女医あきら先生」 のあらすじ
おっちょこちょいの女医・日向旻(あきら)、
しっかりものの看護師・日向海尋(みひろ)。
「エン女医あきら先生」は、同じ病院で働く日向姉妹の日常を描いたお話。
旻は、いつも患者さんに、偏食をしないよう注意しているんだけど、
旻も海尋も、家に帰るのが遅くなるし仕事で疲れ果てているから、自分達が食べるのはカップラーメンだったりするんだ。
忙しいお医者さんは、気をつけないといけないと分かっていても、きちんとした食事をとる時間がないんだよね。
自分の体よりも患者の体のことを考えてくれるなんて、とてもありがたいけど、
お医者さんも体を壊さないよう、1日3食、栄養のとれる食事を病院の食堂で食べられるといいよね。
「エン女医あきら先生」は、
旻が仕事から終わって帰ろうとしていたところを海尋に騙されて連れ戻されたり、
くじを引いて何かがもらえると喜んでいたら、年末年始の当直が当たっていたり、
最後にオチがあって、クスっと笑える四コマ漫画だよ。
日向姉妹の他には、
女性患者の裸に赤面してしまう新米医師・野呂、
マジックの腕が自慢の外科部長・霧原、
イケメン患者を狙う面食いのナース・三沢、
怪力の持ち主の看護部長・瓦木、
患者の中には医師をからかう者もいたり、
アットホームで暖かく、病気と一緒に心も元気になりそうな病院なんだ。
作者の水城まさひとは、自分も子供の頃から病院にかかることが多くて、男性の医師ばかりだったから、
きれいな女医さんがいたらいいなと思って、「エン女医あきら先生」ができたんだって。
頼りないくらいの先生の方が親しまれるかなってことで、ほんわかとした旻先生が誕生したんだ。
看護婦長は、体調が悪くなったときに声をかけてくれた看護師をモデルに、頼もしい女性を描くはずだったみたいなんだけど、
見た目のモデルを、工業高校時代、鉄板を力強く曲げていた女教師にしたから、そのインパクトの方が強すぎて理想が吹っ飛んで
力持ちのたくましい女性になってしまったんだって。
自分は漢字を知らないし、セリフも思いつかないし、絵の他に脳がないから4コマ漫画を描いてるとか、
作者自身もおもしろい人で、とても親しみが持てるよ。
作者はよく体調を崩しやすいみたいだから、医者の不養生じゃなく、
医療漫画を描いている漫画家の不養生とならないよう、
いつまでも元気で、心が和む作品を書き続けてほしいな。
「エン女医あきら先生」は、病院に置いてあってもいいような、笑えて元気がもらえる癒し系の職業漫画だよ。
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◆ 医師の漫画「エン女医あきら先生」について語る ◆
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