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>>古本屋店主とは? |
◆「金魚屋古書店出納帳」 のあらすじ
「古漫館」という漫画の古書店で、伝説の漫画の店長と呼ばれていた祖父に代わり、
鏑木(かぶらぎ)菜月は、店名を「金魚屋古書店」に変え、店番をしていた。
菜月自身は、漫画に詳しくないけれど、間借人の斯波尚顕(しば・なおあき)は知らないことはないと思えるほど
漫画の知識が豊富で、金魚屋古書店を陰ながら支えている。
金魚屋古書店には、地下まで侵出するほど膨大な数の漫画が置かれているんだ。
どこを探してもない漫画が、金魚屋古書店にはあると言われ、
漫画好きが次から次へ集まってくる。
女子高生が主人公と同じ時代を生きたがるほど愛している、石森章太郎の「サイボーグ009」、
大好きな叔父が死ぬ前に読みたがった、水木しげるの「河童の三平」、
同級生の誰にも信じてもらえない、全てカラーで描かれた漫画雑誌、「LYRICA(リリカ)」、
年月が経っても変わらず面白い、田中たけおの「キャプテンナイト」など、
金魚屋古書店の客は、自分にとって大切な思い出がつまった1冊を探し求めてやってくる。
「金魚屋古書店出納帳」には、
戦時中、中村書店が出版した貴重な漫画本、「ナカムラ漫画」、
幻の名作と言われている、大城のぼるの「火星探検」など、
実際に手にとって読んでみたくなる漫画が次々登場するよ。
漫画のストーリーだけじゃなく、
古本屋で安く買った本を、高く買ってもらえる店に売る、プロのせどり(背取り)屋の仕事を垣間見れたり、
読んでいると古本への興味がわいてくるよ。
自分にとって特別な存在になる漫画を探しに行きたくなる、金魚屋古書店を舞台にした漫画。
今は漫画がデータ化されて、多くの中古漫画屋さんがなくなってしまったけれど、
いつでも簡単に情報が手に入る時代だからこそ、
モノを大切にする気持ちを取り戻さないといけない気がするよ。
「金魚屋古書店出納帳」が、漫画古書店が復活するきっかけになるといいな。
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◆ 古本屋店主の職業漫画「金魚屋古書店出納帳」について語る ◆
「金魚屋古書店出納帳」を読んで古本屋店主になった人、
古本屋店主を目指している人のコメントも待ってるね♪