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>>イタリア料理人とは? |
◆「バンビ~ノ」 のあらすじ
福岡市・城南大学に通う伴省吾(ばん・しょうご)。
イタリア料理店「トラットリア・サンマルツァーノ」でアルバイトをしている省吾は、資格を持っていたらかっこいい、と調理師免許を取得。
※トラットリアとは、イタリアの大衆食堂のこと。
ある日、マスターから、大学が休みの2ヶ月間、友達の店を助けてくれないかと言われる。
省吾は、見所はあるけれど、まだまだバンビーノ(坊っちゃん)。
そんな省吾に、本物を見せたい、とマスターは思っていたんだ。
その店は、東京にある、創業22年の老舗、六本木を代表するイタリア料理店「トラットリア・バッカナーレ」。
伝統的な郷土料理から新しい料理まで、幅広く提供する人気店だった。
東京は、ろくな食材がなさそう、激戦区の中洲のレストランでメインを任せられてるのに、今さら下働きはしたくない、と東京へ行きたがらない省吾。
恋人の恵理は、
「お店にお客さんが来てくれるのはマスターのおかげ。
ちょっと器用だからってうぬぼれたらいけん。自分に自信があるならどこでも働けるはず」
と東京行きを勧める。
恵理の言葉で決心を固めた省吾は、東京へ。
これから働く店は、イタリア料理店がひしめく六本木で、22年間もトップであり続けている名店。
まだ開店前だった店内に足を踏み入れた省吾は、椅子の上で寝ていたり、全くやる気が見られない従業員の姿に驚く。
省吾は、カーポ・カメリエーレ(給仕長)の与那嶺(よなみね)に連れられ、シェフの元へ。
オーナーシェフ・宍戸鉄幹(ししど・てっかん)は、物が散乱した汚い部屋で寝ていた。
省吾は、この店は大丈夫なのか・・・と不安になる。
鉄幹は、ミーティングで省吾を紹介する。
鉄幹から、「得意は何だ?どんな仕事をやってた?」と聞かれた省吾は、
「なんでもできる、地元ではメインをやっている」と答える。
その言葉に、冷たい視線を送る従業員達。
そして、省吾は人手が足りなかったパスタ場に入ることになった。
「それでは・・・」と口を開いた鉄幹が、突然、
「Allora regazzi Cominciamo a lavorare!!」
と訳の分からない言葉を叫んだ。
従業員達は、大声で
「Si va vene!!」
と答え、急にテキパキ動き始める。
「仕事にかかれ、という意味だ。うちではイタリア語が分からないと仕事にならないぞ」
と、ロスティッチェーレ(グリル係)の香取が省吾に声をかけてきた。
その後も、厨房内では、呪文にしか聞こえないイタリア語が飛び交う・・・。
すでに一人前だと思っていた省吾は、自分の実力を知ることになる。
プロの料理人になるのは、簡単なことじゃない。
「バンビーノ」は、仕事にかける情熱、料理人の本物の仕事ぶりが見れる職業漫画。
イタリア料理についての知識もつくよ。
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◆ イタリア料理人の漫画「バンビーノ」について語る ◆
「バンビーノ」を読んでイタリア料理人になった人、
イタリア料理人を目指している人のコメントも待ってるね♪