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>>大学教授とは? |
◆「天才柳沢教授の生活」 のあらすじ
Y大経済学部教授・柳沢良則は、
なぜ時間があるのにみんな走っているのか、
どうして日本人は、働きすぎてさぼるのか、
その矛盾が理解できずにいた。
毎日決まった行動を淡々とこなす柳沢教授。
朝は5時に起き、夜は9時に就寝。
いつも冷静で、動じることがない。
自分が働いている大学に、娘の世津子が入学することになっても、決して自分のペースは崩さない。
登校初日、一緒に家を出たものの、他の学生が通っている近道の私道は通らず、
時間はきっかり計ってあるから大丈夫、
と遠回りになっても、きちんと横断歩道まで歩く柳沢教授。
そんな柳沢教授にイライラして、世津子は先に学校へ行ってしまう。
通勤途中でも、まだ選挙運動前だ、と貼られていたポスターをはがしたり、
間違ったことを目にすると許すことができない柳沢教授。
それは、人間相手だけじゃなく、犬猫動物相手でも変わらなかった。
真面目でいい加減なところがない柳沢教授。
本人にとっては普通のことをしているだけだから、いつも落ち着いていてマイペースなんだけど
そのあまりにも淡々とした態度に、逆に周りが焦りを感じてしまう。
教授の家の前で野糞をしてしまい、執念深い教授につかまるんじゃないかと怯える大学生、
勝手に教授のことをライバルだと思っている学生時代の同級生、
女子大生にそそのかされ教授の試験問題を狙う助教授など、
どんな相手が現れても柳沢教授はいたって冷静。
いくら相手が怒っていても、
なぜこの人はこんなに機嫌が悪いのかと冷静に分析するほど。
「天才柳沢教授の生活」は、人の意見に左右されない、いつも正しくまっすぐな柳沢教授の日常を描いたお話。
大学教授は怖そうな印象があるけれど、色々な事を真面目に捉えているだけで、
本当はとっても分かりやすいのかもしれないよ。
一見堅苦しくて難しそうに見えるけれど、とても優しい柳沢教授。
読めば読むほど柳沢教授の魅力にはまっていくよ。
作者の山下和美は、父が大学教授で、性格も柳沢教授にそっくりなことから
父親の実生活から話のヒントを得ているようだよ。
みんなの周りにいる大学教授も気難しそうで近寄りがたいかもしれないけれど、
興味のあることを真剣に研究し続けてきて、
そのすばらしさを純粋に生徒に伝えたいと思っているだけかもしれないよ。
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◆ 大学教授の職業漫画「天才柳沢教授の生活」について語る ◆
「天才柳沢教授の生活」を読んで大学教授になった人、
大学教授を目指している人のコメントも待ってるね♪