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>>高校教師とは? |
◆「ドラゴン桜」 のあらすじ
龍山(りゅうざん)高等学校は、経営難に陥っていた。
学校法人・龍山学園は、金融機関等から24億の借入金があり、利払いも3年以上滞っているため、
固定資産税、教職員の給与、運営上の諸経費などの支払いは不可能、
収入となるはずの新入学者も激減、
これ以上の事業継続は不可能と判断され、裁判所に破産宣告をするように、弁護士から言われていた。
弁護士の名は、桜木建二。
岡部・若林法律事務所に所属する若手弁護士だ。
今後の運営について開かれた臨時の職員会議では、
何か方法はないのかと存続を望む教師陣。
全員解雇という桜木に、
「一方的な学校の解散には絶対承服しない、生徒と我々の権利を守ろう!」と教職員組合は一致団結。
数学教師の高原は、生徒の将来の支援はしてもらえるのかと、自分よりも生徒の心配をしている。
そして、英語教師の井野真々子(ままこ)は、早々に転職先を探していた。
30歳で面接さえも受けさせてもらえない状況、
その上、廃校した高校の教師となると、ダメ教師と思われて、ますます再就職しづらくなる、
次の学校が決まるまでは廃校を先延ばしにしなければ、と立ち上がる。
そして、井野はいきなり桜木の頬を叩き、
「この弁護士を信用してはいけない、
うそつきで軽薄で腹黒で下劣で卑猥で、、、
未成年の頃、窃盗と傷害で保護観察処分受けている」
と叫んだ。
桜木は、週刊誌をにぎわせた、元暴走族の異色の弁護士だった。
「天罰よ、よくも人のことを紙くずみたいに扱ったわね」という井野。
実は、桜木と井野はお見合いパーティーで知り合っていたんだ。
連絡をくれない桜木に、井野は腹を立てていた。
学校の運営については、再度協議することになった。
桜木は夢を描いていた。
学校は完全にお手上げ状態で、裁判所に提出して官財人が決定すれば終わる案件。
これまで学校法人の清算は聞いたことがなく、成功すれば全国初。
少子化で、これから学校経営はますます厳しくなる中、倒産や解散に追い込まれる法人は増えるはずだから、これがモデルケースになるかもしれない。
やり遂げたら誇れる実績が作れてのし上がれるけど、清算だけじゃインパクトが弱い。
もっとでかいことをして、弁護士の最高ステータス、虎ノ門に事務所を構えてやる!
桜木は、歩道橋の上で会った龍山高校の女生徒・水野直美に、バイトをしないか?と1万円を渡す。
そして、債権者集会を開き、事態を打開する方策を提案すると宣言。
民事再生法に基づいていて、事業の継続を図ると言う。
具体的な方針としては、スポーツ強化から進学実績重視の学校へ大幅に変更。
そして、徹底した受験指導で、超新学校を目指し、5年後には、東大合格者を100人出すと言い切った。
小学校低学年の問題でさえ危なっかしいレベルの生徒達には、到底無理な話だとあきれる一同。
桜木には、実現する戦略と確信があった。
1年目で結果を出せば劇的な変化は必ず起こるから、そのために来年一人、東大に送り込むと言う。
そして、その選ばれた1人、東大合格者第一号として、水野が紹介される。
桜木自ら教師となり、「特進クラス」を立ち上げ、東大どころか勉強にさえ興味のない落ちこぼれ生徒達を、あらゆる手でやる気にさせていく。
大人が教えてくれない社会のシステム、目標の重要さ、将来本当に大切なことは何なのか、桜木先生のように包み隠さず教えてくれる高校教師がいたら、人生が変わるかもしれないね。
まだ将来の道が決まっていない子供たちにとって、高校教師の存在はとても大きい。
大人になった時、学生時代の勉強ってなんだったんだ?と思うんじゃなく、あの先生が教えてくれたから今の自分がある、と言えるような、いつまでも忘れられない先生が増えるといいね。
「ドラゴン桜」は、東大受験の攻略の仕方、変わった勉強方法などが注目を集め、ドラマ化もされた、大ヒット漫画だよ。
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◆ 高校教師の漫画「ドラゴン桜」について語る ◆
「ドラゴン桜」を読んで高校教師になった人、
高校教師を目指している人のコメントも待ってるね♪