樹木医とは?
樹木医という仕事を聞いたことがあるかな?
人と同じように、木も病気になることがあるんだ。
そんな時活躍するのが樹木医だよ。
樹木医の仕事内容は、環境汚染で弱ったり病気になってしまった樹木を診察することから始まるよ。
そして、なるべく負担のない方法で治療を行うんだ。
扱う樹木は、天然記念物に指定されている樹木から一般家庭の樹木まで、あらゆる樹木の管理をするよ。
その他にも樹木のプロフェッショナルとして宅地開発の時に大掛かりな造園計画を受け持ったり、
樹木の移植計画の指揮をとったりとあらゆる樹木の保護・育成に関わるよ
樹木医としての仕事は少ないから、普段は造園業・林野庁などに入って働いてるよ。
町や道路に立っている樹木が生き生きしているのも樹木医が管理しているおかげだよ。
樹木医になるには、樹木医補の資格が必要になってくる。
樹木医補の資格をとるには、特定の大学で樹木学や植物病理学・森林生態学などの基本的な知識を学んで
卒業してから樹木医補の認定を受けるよ。
樹木医になる条件は、
1.樹木医補は認定を受けてからの業務経験が一年以上の者
2.樹木の保護・管理・診断・治療に関する業務経験が7年以上の者
さらに以下の条件にあてはまらない人が樹木医の資格審査が受けられるよ。
・成年被後見人又は被保佐人
・禁固以上の刑に処されその執行が終わり又は執行を受けなくなってから起算して2年を経過しない者
・公務員で懲戒免職の処分を受け受けた日から2年を経過しない者
・樹木医の登録を取り消されその日から起算して2年を経過しない者
・破産者で復権を得ない者
一次審査では、樹木医研修の受講者を決める為必要な知識と技術について
筆記試験、業績審査があり、120名の研修受講者が選ばれるよ。
二次審査では、2週間程度の研修(講義・実習)が行われるよ。
この研修で受けた科目ごとに筆記試験がある。
研修終了時に面接があって、資格審査を受けて合格すると樹木医の登録認定書がもらえるよ。
樹木医をめざすには、実際樹木医になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆
樹木医の自分をイメージするために・・・
樹木医を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪
「サカキ」 林律雄 |