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>>本屋さん(書店員)とは? |
「ぶっきんぐ!!」 のあらすじ
美大を出た大國(おおくに)かの子。
卒業後半年経っても職につかず、母に口うるさく言われながらも、油絵作家になる夢を見続けていた。
いつものように路上でライブペイントをしていたところ、美大時代、同じ道を目指していた美樹と再会。
また夢を語り合えると思ったら
「あんたみたいなやり方・・・もう古い
いつまでも夢見てたってしょうがないのよ。」
と言われてしまう。
ダメージを受けたかの子は、すぐに履歴書を書き始め、そんな自分が情けなくなる。
きれた芯を買いに出かけ、子供の頃よく行っていた本屋さんへ入ったかの子は、大量の本を万引きしようとする男を発見。
芯を買って帰るだけのはずが、逃げる犯人を思わず追いかける。
かの子には、今にも潰れそうな時代遅れで必要とされていない本屋さんが、まるで自分のことのように思えたんだ。
これ以上私たちを苦しめるな!!
かの子が万引き犯を捕まえ本屋へ戻ると、本が盗られたことにも気づかず寝ている店長。
出版不況でどうせ潰れると諦めきっている、やる気のない店長と話していると、かの子は悔しくなり、つい、
「私が変えてみせます!!この店を町一番の本屋さんにしてみせます!」
と言ってしまう。
2006年夏。
かの子は、潰れかけの本屋、光林堂(こうりんどう)書店の店員となる。
出版社の人が頭を下げて本を置いてくれという大型書店とは違い、何度出版社に電話してもヒット本を入れてもらえない小型書店。
大型書店と同じことをやっていてもダメだと、かの子はオリジナル本屋を目指すことに!
「ぶっきんぐ!!」は、人生迷走中のまま奮闘する、熱い新米書店員を描いた作品だよ。
著者の美代マチ子さんも、地元の小さな本屋さんで働いていた経験がある。
周りの大型書店にも負けず、色々な工夫をして地元の人達に愛されていた本屋さん。
でも業界不況でその大好きな本屋さんも閉店してしまう。
悔しさと悲しさでいっぱいになり、なくなっていく小さな本屋さんのことを多くの人に知ってもらいたいと描かれた作品。
「ぶっきんぐ!!」には、小さな本屋さんへの想いがつまっているよ。
光林堂みたいな本屋さんがあったら行ってみたいな。
かの子のように、お店のために諦めず挑み続ける姿は、どの職業にも共通する大切なこと。
どんな仕事でも、自分にできることを探して行動に移すことが大事だと教えてくれる、やる気のでる漫画だよ!
本屋さん(書店員)の職業漫画「ぶっきんぐ!!」について語る
「ぶっきんぐ!!」を読んで本屋さん(書店員)になった人、
本屋さん(書店員)を目指している人のコメントも待ってるね♪