新聞記者は忙しい仕事?
新聞記者の仕事は、取材記者がかいた原稿をチェックする「取材記者」と紙面の構成をする「校閲記者」、そして「整理記者」に分かれるよ。
一番身近な存在は、取材記者。
新聞社の社会部は、毎日事件に追われて忙しくしているよ。
日々起こる事件だけじゃなく、今まで追っていた事件も新しい動きがあったら取材をしたり、新聞記者の仕事はとてもハード。
警察の記者発表以外にも公表されていない事件が多いから、身内や関係者に聞き込みをして、新たな事実を引き出すのも新聞記者の役目だよ。
初めて会う相手にすぐに話を聞こうとしても、最初は警戒されてしまう。
新聞記者として事件関係者に聞き込みをする時は、時間をかけて、まずは信頼関係を築くことが大事。
だから相手が心を開いてくれて、「あなたになら話します」と言われた時は、とても嬉しいよ。
新聞記者の仕事は、事件を追いかけて、事件の詳細を記事にすること。
事件はほぼ毎日起こるから、新聞記者の仕事は、朝が早い上に夜も遅くまで働くことになる。
新聞記者に必要なことは、事件に対する好奇心、拒まれても前に進む意欲、どこにでも行ける取材力、自分が取材してきたことを客観的に書ける文章力だよ。
新聞記者になるまでも、新聞記者になった後も、とても大変だけど、自分の書いた記事で多くの人が情報を知ることができる、人の役に立つ仕事だよ。
新聞記者になるには資格が必要?
新聞記者になるには、必ず必要な資格はないけど、新聞記者になるための就職試験では、四年大学や大学院の卒業が条件になっていることが多いよ。
大学は文系学部を専攻するといいけど、最近の新聞記者の採用傾向は、工学部の中の、経済に詳しい金融工学やITに詳しい情報工学など、特別な学部を専攻した学生を採用しているケースも見られるよ。
その他、新聞社の社会部のように、色々な方面から社会を検証する社会学部なども勉強になるよ。
新聞社の試験は厳しくて、受かっても10人程度。
日頃から本や新聞をよく読んで、自分の意見を論理的に言えるようになる訓練を積んでおいた方が就職に有利だよ。
私も新聞記者になりたい!漫画で疑似体験♪
新聞記者をめざすには、実際新聞記者になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆
新聞記者の自分をイメージするために・・・
新聞記者を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪
「あばれブン屋」 猿渡哲也 |
「博多新聞東京支社」 長谷川法世 |