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>>小学校教師とは? |
◆「ふたばの教室」 のあらすじ
どうみても小学生にしか見えない皆実双葉(ふたば)は、小学生ではなく、小学校の教師。
教師になって初出勤日。
双葉の母校・みのり小学校に、はりきって出勤したものの、登校中の生徒には、転校生と間違われ、職員室でも、副担任の土橋に、生徒と間違われて、追い出されそうになる。
でも双葉は、その低い身長が、子供と同じ目線に立って話せる、自分の武器だと思っていた。
五年三組を受け持つことになった双葉は、生徒の前で、
「先生一年目だから、先生の方が教わることが多いかもしれない」
と言うと、土橋に、
「生徒にとって、教師がベテランでも新人でも関係ない」
と呆れられる。
「やつらは敵、弱味を見せたらおしまい」という土橋先生の考えには納得はできなかったけれど、教師としての自覚は持たなければいけない、と気をひきしめる。
そして、二日目。
教室に入ると、子供達は好き勝手に遊んでいて、双葉が注意しても、誰ひとり言うことを聞かない。
昨日のおとなしかった態度とは、まるで違う様子に、双葉は慌てる。
ようやく静かになり、席に着き始めた生徒たち。
でも、それは教室に、土橋が入ってきたからだった。
土橋がいる時は、みんな静かになるのに、双葉だけしかいない時は、大騒ぎ。
双葉は、完全に子供達になめられていた。
そんな双葉に、「どうやって生徒をおさえるんだ!?」という土橋。
双葉は、「一方的におさえるというより、もっとお互いを尊重した形で、対等に、、」と言うと、「教師には向いてないけど、おもしろいな」と笑い飛ばされてしまう。
土橋は、
「生徒をおさえられなくなった教室は、学級崩壊となる。
まともに授業も行えないで、教師も生徒も一年間棒に振る。
だから教師は絶対の存在じゃないといけない。
自分がいる限り、5年3組に学級崩壊なんて許さない」
と言い、双葉の頭に手をのせる。
双葉の頭は、土橋が手を置くちょうどいい高さだった。
毎日のように教室に土橋がくることで、生徒達は、
「土橋が担任しているのと同じで息が詰まる。土橋は担任をやらないはずなのに、小さい先生が頼りないからだ」と愚痴をこぼしていた。
双葉は、校長先生に呼び出される。
校長は、双葉の恩師だった。
双葉は、「自分の世代と比べてドライで、ぶつかりあいにすらならない」と言うと、校長は、
「得体の知れん化け物を相手にしとるようじゃな。生徒たちの顔は見えておるかね?
学級という集合体である前に、生徒は一人ひとり個性を持った人間。
それぞれ自分だけの顔を持っている」と助言。
双葉自身が小学5年生の時、双葉のクラスは学級崩壊状態だった。
手に負えず辞めてしまった先生の代わりに、新しく赴任してきたのが、今の校長である、大柴だった。
双葉は、授業中に大柴先生がだした課題の答えが分からず、直接聞きに行くと、
「答えは、自ら見つけなければ価値がない。
教師が一から十まで教えてしまっては、何も身につかないし興味もわかない。
自ら学ばせることに興味を持たせ、一を聞いて十を知る力をつけさせてやるのが教師の仕事」
と言われる。
その言葉で、双葉は教師になろうとを決めたんだ。
校長の言葉で、初心に返った双葉は、土橋に、自分一人で授業をさせてほしいと頼み、5年3組の教室に向かう・・・。
「ふたばの教室」は、容姿や言葉に幼さが残りつつも、実はしっかり者の双葉に、とっても癒される漫画だよ。
◆ 小学校教師の職業漫画「ふたばの教室」について語る ◆
「ふたばの教室」を読んで小学校教師になった人、
小学校教師を目指している人のコメントも待ってるね♪