税理士とは?
税理士とは、税金のスペシャリストで、税のことなら何でも知っている頼もしい存在だよ。
税理士は、1942年の税務代理士法で「税務代理士」と呼ばれていたんだけど、
1951年の税理士法の制定によって「税理士」と名前が変わったんだ。
税理士は税務関係の仕事に携わっている。
・税務代理
納税者に代わって税金の申告や申請をおこなっている。
・税務書類の作成
普通の人では難しい各種申告書・申請書・請求書・不服申立書などの税務申告書を代わりに作成。
・税務相談
税金に関する問題・経営に関する相談。
などの仕事があって、この他にも、
税務調査(疑問点のある申告を行った申告者に意見を聞いたり、書類や帳簿を調べたりすること)に立ち会って
申告者の代わりに意見を言ったり、書類や帳簿の説明をしたり、税務調査の立ち合いをするのも仕事だよ。
税金問題で困ったことがあったら、税理士に相談するとが助けてくれるよ。
税理士になるための試験は、以下の条件がないと受験できないよ。
・大学、短大で法律学又は経済学に関する科目を一科目以上とったもの。
・大学3年以上の学生で法律学又は経済学に関する科目を含め62単位以上を取得した者。
・司法試験2次試験合格者。
・日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者又は全国経理学校主催主催簿記能力検定試験上級合格者。
・会計士補。
・弁理士の業務に3年以上従事したもの。
◆試験内容
会計学
必須科目(1)簿記(2)財務諸表論
税学
3科目を選択
(1)所得税法(2)法人税法 *この2つはどちらか必ず選択
(3)相続税法(4)消費税法又は酒税法(5)国税徴収法(6)住民税又は事業税
(7)固定資産税
試験日:8月上旬の3日間
試験地:札幌・仙台・宇都宮・川越・東京・横浜・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡
熊本・那覇
合格発表:12月中旬
税理士試験は一回で合格できなくても一科目でも合格できれば、その科目は生涯有効なので何年かかけて
税理士資格を取ることができるよ
税理士試験に合格してもすぐに税理士の資格がもらえるわけじゃないんだ。
受かってから2年間の実務経験を積んで、日本税理士連合会の税理士名簿に登録されて初めて税理士として一人前になれるよ。
税理士をめざすには、実際税理士になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆
税理士の自分をイメージするために・・・
税理士を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪