内閣総理大臣の漫画:「ムダヅモ無き改革」 大和田秀樹
◆「ムダヅモ無き改革」 のあらすじ
沖縄・万国津梁館。
環境問題、貿易協定等、3日間に及ぶ日米首脳会談が行われて多くの成果を結んだ。
でも、大成功を収めたにも関わらず、日本の総理大臣とアメリカの大統領は
激しく睨み合っていた・・・。
アメリカの大統領に呼び出された、タイゾーは、大統領の泊まるホテルを訪れると、
部屋の中には何故かマージャンの雀卓があった。
大統領の話によると、沖縄の軍の放出市で見つけ、ゲーム好きだからやり方が知りたくて
このテーブルゲームがうまいと言われていたタイゾーを呼んだのだと言う。
タイゾがマージャンの説明をすると、大統領は面白がって、
奥が深い、もっと詳しく知りたいから少し賭けてやるのはどうかと言い出した。
タイゾーは、覚えたての人とお金を賭けるなんて悪い、と言うんだけど
大統領は、テキサスの男は金を賭けない勝負はやらないのさ、と勝負する気満々。
ゲームを始めると早速困っている様子の大統領。
タイゾーは、
「親だから1枚切ればいい
初心者だから全部必要牌に見えますよね」
とフォローすると、
「いや、もう揃っているんだよ」
と大統領が出したのは、普通はなかなか出ることのない天和(てんほう)。
「テンホウ?何点の役だ?」という大統領に、
何も知らないと思って、「マンガン、12000点です」とごまかすタイゾー。
でも大統領は真剣な顔つきで、本当は何点だ、と聞いてくる。
何かおかしいと感じながらもゲームを続けていると
「ロン!ホンロー・七対ドラドラ!」
タイゾーが教えていないはずのホンローという役を揃えてきた大統領。
そして、「マイナス1000で1千万でいいよ」と言う。
焦るタイゾーの前に現れたのは、日本の総理大臣・小泉ジュンイチロー。
連れて行かれそうになっていたタイゾーの前で、麻雀をしようと言う。
実は、総理大臣と大統領は、この3日間麻雀を打ち続けていたんだ。
大統領は麻雀初心者ではなく、なんと達人級。
総理大臣に負け続けて面目丸つぶれにされた上に、賭けで20億円も払うことになってしまい
腹のおさまらなかった大統領は、再戦を申し込んだものの断られる。
だから総理大臣を呼び出すためにタイゾーをハメたのだった。
・・・という、政治一色の話じゃなくて、ひたすら麻雀で戦う異色の政治家麻雀漫画。
実在する政治家の名前が使われたりと、面白おかしく描かれているよ。
一見ふざけている漫画のようにも見えるけれど、日本のために戦う?姿がかっこよく見えてくるから不思議だよ。
現実でも、かっこいい!と思わせてくれる政治家が増えると、若者ももっと政治に興味を持つようになるんじゃないかな。
【登場人物】
日本の内閣総理大臣・・・小泉ジュンイチロー
アメリカ合衆国大統領・・・ジョージ・W・ブッシュ
衆議院議員・・・杉村タイゾー
北朝鮮 国家主席・・・・金将軍
外務大臣 麻生タロー
野党代表 菅ナヲト
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◆こんな人におすすめの職業漫画♪ 元気が欲しい 気分転換したい 強くなりたい 勝負ごとが好き 誰にも負けたくない |
◆ 内閣総理大臣の漫画「ムダヅモ無き改革」について語る ◆
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