◆「カバチタレ!」 のあらすじ
法律家は、弁護士や税理士だけじゃなく、
行政書士、司法書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、弁理士、海事代理士など様々。
青木雄二が監修する「カバチタレ」は、身近な法律家・行政書士を題材にした職業漫画。
ビルメンテナンス業をしている田村。
勤務先の怒突(どつき)ビルメンテは、ワンマン社長が
”当日欠勤・遅刻は理由を問わず5万円の罰金”、
”無断欠勤1回、遅刻3回したものは即クビ、罰金給料1ヶ月”
などむちゃくちゃな決め事をしている。
会社では社長が一番の権力者と豪語する。
ある日、自動車の免許更新に行くため、前日に主任に休む許可をもらった田村だったが、
翌日出勤すると、そのことが社長に伝わっておらず、なんと無断欠勤扱いになっていた。
社長は「田村はクビじゃ」と怒り狂っていて、どれだけ説明しても聞く耳を持たず。
主任は自分がクビになることを恐れ、そんな話は聞いてないとシラをきる。
その結果、田村は、今月分の給料ももらえずクビになってしまう。
いきつけのスナックで酔いつぶれる田村。
そこへママ狙いの常連客・大野が入ってくる。
酔いが回った大野がトイレに立ち上がった時、ふらついて手元にあったグラスにあたり
隣で寝ていた田村にかかってしまう。
「お詫びにスーツのクリーニング代を出させてください」と言う大野に
「どうせスーツはもう着ないから」と断る田村。
お詫びに一杯ご馳走させてくれと一緒に飲みなおすことに。
退職金も給料ももらえず一方的に会社をクビになった話をママから聞いた大野は、
「これも何かの縁、キミの給料を取り戻そう
相手が社長という権力を振りかざすなら
こっちはもっと大きな権力で対抗すればええ」と言い、
田村に内容証明を書かせる。
翌日・・・
ばかばかしいと思いながら一度はゴミ箱に捨てた内容証明だったが、やっぱり気になり、
ものは試しと郵便局へ。
届いた内容証明を見た怒突ビルメンテの社長は顔色を変える。
クビになって3日後・・・
田村の家に書留郵便が届く。
中には大金が!!
一体何者なんだ、と大野のことが気になる田村は、スナックへ大野のことを聞きに行く。
ママにもらった大野の名刺には、「行政書士」の肩書きがあった。
どんな職業かは分からないまま、田村は大野が経営している事務所を訪ねる。
たまたま入り口で居合わせた依頼者の話を聞いたり、行政書士がどんな仕事なのか外回りについていくことに。
やくざまでもが
「法律やっちゅうのはお上御公認のヤクザなんじゃ
すぐ告訴状出されるわ、懲役打たれるはでロクなことにはならんのじゃ」
と大野に頭を下げる。
漫画の中では、企業が労働上の事故を隠したい等、依頼者の求めることに応じ、決して正義の味方ではない。
今まで労働者として使われる側だった田村は、被害者を守りたい気持ちが強く、葛藤しながらも、
行政書士という仕事に惹かれ始める。
夫の借金の肩代わりで水商売をしなくてはいけない等、法律や相談する先をしらずに苦労する者もいる。
この世の中、法律は難しいからと何も知らないままでは損をしてしまうことが多い。
困難を乗り越えて、幸せに生きていくためにも学校では教えてくれないことも勉強しておかないといけない。
漫画を読むだけでも必要な法律の知識がついたり、楽に読めるからとっつきにくい法律も理解できたり、
法律に詳しくない人は、法律に関する漫画を読むことをおすすめするよ。
「カバチタレ」の登場人物は、広島弁でドスがきいているから、法律家もまるでヤクザのよう。
そのくらい、行政書士の仕事は少しのことでも動じない心が必要でもあるんだけどね。
人気のあったドラマの「カバチタレ」は、女性が主演だったけど、漫画は男性社会で、ドロドロした裏の世界も描かれているよ。
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