消防士の漫画:「火消屋小町」 逢坂みえこ
◆「火消屋小町」 のあらすじ
「火消屋小町」は。珍しい女性消防士のお話。
短大卒業後、証券会社への就職が決まって、花のOLをすることになった、南夏子。
だけど、入社式直前に会社が倒産しちゃうんだ。
不況だから良い求人もないし、小さな企業だとまた倒産する可能性がある。
「不況には公務員!」と思ったときに、ちょうど締め切り間近の
<浪花市職員(消防吏員)募集> の貼紙を見つけるんだ。
受かるわけないと冗談で市の試験を受けた夏子。
が、何と合格してしまい、消防士の道を進むことに!
そして、半年間基礎を学ぶために、養成機関・浪速市消防学校での生活が始まるんだ。
半年間は、地方公務員として給料をもらいながら学生生活を送れる。
でも普通の学生と違って遊んで過ごせるわけじゃない。
全寮制だから、規則にしばられた中、厳しい訓練をしないといけない。
これも人の命を守るため、自分や仲間の命を落とさないようにするため大事な訓練なんだ。
寮生30人中、女子は4人だけで、狭い1部屋に4人が押し込められた共同生活。
さらに、禁酒・禁煙・禁男。
消防士になりたいわけじゃなかったのに・・・と不満をもらす夏子。
夏子以外の女子メンバーは、
火消し現場で活躍したい!と熱く燃える、相原こずえ。
四大出の既婚者、班長の岡正子。
そして、訳あり風の山田花子。
中でも学級委員長のような性格の相原こずえは、今年からできた女子寮に入れて大喜び。
これまでは女子は予防課に配属されていたのに、これからは男子と同じ訓練ができて現場に出る可能性が増えた!
と張りきっている。
本気の相原は、いい加減な夏子を見ているとイライラしてしまう。
でも、ある日、学校の裏庭で、夏子が吸っていたタバコが原因でボヤ騒ぎが起こるんだ。
慌てたこずえは、普段はりきっているのに、体が動かない。
そんな中、夏子は、「火を消すのが消防士!」と全く動じず、火に立ち向かう。
消防士の漫画、逢坂みえこの「火消し屋小町」は、消防学校での生活の様子や実際の訓練内容が、詳しく丁寧に説明してあるから
消防士を目指している人はすごく参考になると思うよ!
やる気のなかった夏子だけど、ある事件をきっかけに、消防士に対しての姿勢が変わるんだ。
やりたくない仕事でも、続けていれば成長できることを教えてくれる漫画だよ♪
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◆ 消防士の漫画「火消屋小町」について語る ◆
「火消屋小町」を読んで消防士になった人、
消防士を目指している人のコメントも待ってるね♪