自衛官の職業漫画:「ファントム無頼」 新谷かおる/史村翔

  
ファントム無頼
 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 2
 5
 5
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・やる気が欲しい
 ・夢を叶えたい
 ・男らしくなりたい
 ・仕事に燃えたい
 ・元気が欲しい!
>>自衛官とは?

「ファントム無頼」のあらすじ

埼玉県にある航空自衛隊・百里基地に、ナビゲーター(後部座席のレーダー員)を病院送りにするほど、めちゃくちゃ荒い運転をするパイロット・神田鉄雄二尉がいた。

ある日、神田と同じ「ナビゲーターつぶし」のパイロットに出会う。
米軍第七艦隊・空母サミットに所属する、攻撃飛行第16戦隊のジョーイ・ヨハンセン中尉だった。

ジョーイは、荒いけれど素晴らしい飛行・着艦テクニックをもっている。
神田がジョーイの腕を褒めると
「そんなことに感心してるのか、かわいいね。
 空母乗りの初歩、着艦テクニックの応用にすぎない。
 平和な日本と違って、フライトすべてが実戦だ。キミたちのは遊園地の飛行機さ。」
と笑い飛ばされる。

負けず嫌いの神田は、ジョーイのような着艦に挑戦するものの、何度やってもうまくいかない。
「この程度の腕じゃ日本人パイロットもしれたもんだ」というジョージの言葉に腹を立てて、殴り合いの喧嘩に発展。

「着艦ぐらいやってやろうじゃないか」と神田はファントムに乗り込む。
「失敗するのを笑いたいから」という理由でジョーイも同乗。
だけどジョーイもプロのパイロット。
「失敗を見て死ねるなら本望」と、真剣な神田に命を預ける覚悟でいた。

果たして、二人の命がかかった着艦は成功するのか・・・!?

熱い男は、神田とジョーイだけじゃなかった。
ある日、新入りとして、ナビゲーター・栗原宏美(ひろよし)二尉がやってきた。

栗原は、
「ファントムを動かしているのは、パイロットじゃなくナビゲーターだ。
 ナビが指示して、パイロットが動かす。ナビゲータが頭脳で、パイロットは人形。」
と初日から強気な態度で、周りのパイロット達からボコボコにされる。

だけど、栗原も負けてはいない。
「イモパイロットめ!」と殴り合いが始まる。
まるで子供の喧嘩。

栗原は、入間基地に来る前、1年間で上官に反抗すること7回、ケンカ・暴行15回という問題児ナビゲーター。
「みんなバカばっかりで協調性がない」と自分の非を認めようともしなかった。

神田並みの問題児が増えて、頭を抱える司令官。

そこへすごい音が・・・。
また神田の破天荒飛行でナビゲーターが失神。

神田は栗原に、「俺と組んでくれるのはありがたいが、あいつみたいになるなよ。」と声をかける。

すると、栗原は、「俺がファントムを動かすから大丈夫。あんたこそしっかり飛んでくれや。」と言い返し、また殴り合いが始まりそうになる。

何とか司令官がなだめたものの、納得のいかない神田は「ファントムを動かすのはパイロットだ」と、栗原をファントムに乗せて飛び立つ。

いつも以上に激しい飛行だったにも関わらず、栗原は「よく眠れた」と冷静。
そして「次は俺の番だ」と言って、無線機をすべてオフにする。

乱気流の中、焦る神田に、「俺の言うとおりにしていればいい」と言う栗原。

そして無事に着陸した地は、栗原が前にいた青森県・三沢基地。

神田は、無線誘導がない中、計器コントロールだけで滑走路へ着陸できたことに驚き、栗原が超一流のナビゲーターだと認めざるを得なかった・・・。

ファントム無頼」は、男達の飛行機にかける情熱、夢を追い続ける姿、熱い信頼が見られる漫画だよ。

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自衛官の職業漫画「ファントム無頼」について語る!

「ファントム無頼」を読んで自衛官になった人、
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