|
|
|||||||||
>>IT実業家とは? |
◆「スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)」 のあらすじ
Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)自身から、伝記を書いてもらえないかと持ちかけられた、ウォルター・アイザックソン。
フランクリンやアインシュタインの伝記本を執筆していたものの、スティーブの伝記を書くのはまだ早い、引退する頃がいいのではないかと感じていた。
だけど、スティーブが急かすのには理由があった。
スティーブの妻・ローリーンからの電話で、スティーブが癌であることを知ったウォルターは、伝記の執筆に取りかかる。
これまでプライバシーを守ってきたスティーブだったけれど、ウォルターには、自分のすべてを打ち明け続けた。
何かを思い出すたびにウォルターに伝え、ウォルターは、スティーブから聞いた話をかためるため、
親戚、友人、敵対する相手まで、100人以上もの人々に会った。
そうして出来上がったスティーブ・ジョブズの自伝書を、「テルマエ・ロマエ」の著者、ヤマザキマリが漫画化した。
スティーブジョブズがこの世に残したかったもの、人々に伝えたかったものは何なのか!?
漫画化されたことで、さらに多くの人が、スティーブ・ジョブズの生い立ち、アップル製品の開発の裏側、トップへのぼりつめるまでの経緯を知ることになる。
スティーブ・ジョブズは、養子として育った。
そのことが、「現実歪曲(わいきょく)フィールド」とも呼ばれる、スティーブの変わった性格に影響しているのではないかとも言われていたけれど、スティーブは、新しい両親にとても愛され、自分も両親を愛していたので、トラウマにはなっていなかった。
スティーブは、両親から、特別な存在だと言われながら育った。
父親のポール・ジョブズは、中古車をレストアして販売する仕事をしていた。
スティーブは、幼い頃から、ガレージで車の修理をする父親の姿を見てきた。
そして、家の周りには、軍事産業や技術系の企業が多く、様々なエンジニア達が暮らしていたことも影響して
自然にスティーブはエレクトロニクスに興味を持つようになる。
特に、近くに住んでいた、ヒューレットパッカードのエンジニア、ラリー・ラングには
子供時代、アンプがなくても使えるマイクを見せてもらったりと、強い影響を受けた。
もともといたずら好きのスティーブだったけれど、小学校にあがると、さらにいたずらがエスカレート。
何度か家に帰されることもあった。
けれど、家では怒られることはなく、反対に、興味を持てる授業をできないのが悪いと、父は学校を責めた。
「この子は頭がいいからそれを活かすようにしてあげてください」という父の言葉で
上級クラスにうつったスティーブ。
自分を特別だと思ってくれる、担当のイモジーン・ヒル先生を喜ばせるために必死に勉強し続けた。
その結果、小学校4年生が終わる頃には、知能検査で高校2年生のレベルの成績を出すまでになった。
中学を卒業したスティーブは、ホームステッド・ハイスクールに進学。
ラリーラングのところへも通い続けていた。
そして、ラングの紹介で、探求クラブに参加。
探求クラブでは、毎週色々な研究室からエンジニアがきて仕事の説明をしてくれる。
開発途中の小型コンピューターを見せてもらったこともあった。
世界初のデスクトップPC、9100Aというモデル。
エレクトロニクスへの興味が高まるスティーブは、自分で周波数カウンターを作ることをきめ、部品をもらうためにHPのCEOへ直接電話をし、周りを驚かせたこともあった。
ある日、スティーブは運命的な出会いをする。
生徒たちから人気のあった、ジョン・マッカラムのエレクトロニクスの授業に現れた、スティーブ・ウォズニアック。
同じスティーブでも、対象的な性格の2人。
でも、エレクトロニクスへの興味、音楽の趣味も合い、2人で過ごすことが多くなった。
自分たちは、周りより自由だ、囲いの中だけでの発想なんてつまらない、囲いの外に出た方が面白いものが作れると意気投合。
一緒に新しいものを作りだしたり、いたずらをしたり楽しんでいた。
この過剰ないたずらが、エレクトロニクスと結びついて、アップルの創業にもつながることになる。
数々の業界に革命を起こした起業家、スティーブジョブズ。
口の悪さで周りからの反感をかうことも多く、上司としても人間としても模範になるとは言えないけれど、
その生き様、情熱は、仕事に対する姿勢を改めさせられるし、とても刺激を受けるよ。
スティーブは幼い頃から特別と言われ続けたからこそ、完璧を求めるようになり、完璧を求めるからこそ口が悪くなってしまったのかもしれないね。
そんな職人向きの性格が成功をおさめることにつながったんだと分かる漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!
◆ IT実業家の漫画「スティーブ・ジョブズ」について語る ◆
「スティーブ・ジョブズ」を読んでIT実業家になった人、IT実業家を
目指している人のコメントも待ってるね♪