ハッカーとは?

ハッカーとはどんな仕事?クラッカーとの違いは?

ハッカーと聞くと、個人や企業が所持しているパソコンなどに不正アクセスして情報を盗んだり、データを削除したり、悪いイメージが思い浮かぶかな。
でも、正しくは、コンピュータやネットワークに深い知識があって、その知識を使って問題や課題を乗り越える人のことをハッカーと言うんだ。

つまり簡単に言うと、ハッカーは、パソコンやネットワークにとても詳しい人のことで、悪いことをするのはクラッカーと呼ばれたりする。

最近はハッカーの仕事も注目されるようになったよ。

それは、「ホワイトハッカー」という仕事が出てきたから。

ホワイトハッカーは、「ブラックハッカー」と呼ばれる、不正アクセスやサイバーテロを起こすクラッカーに対抗するセキュリティエンジニアのこと。
パソコンに詳しいクラッカーには、ハッカーが対抗するしかないんだ。

ホワイトハッカーと同じように、良い心を持ったまま仕事を続けられる人は、ハッカーとしてあらゆる企業で活躍出来るよ。

ハッカーの仕事は、パソコンやネットワークを使って仕事をするとより便利になるように、研究を進めたり、新しいツールを作る事も含まれるよ。
他の人には出来ない仕事が出来るというのが、ハッカーの醍醐味。

良いハッカーになるには、自分の技術を自分の為だけに使うんじゃなく、人の為に使いたいという気持ちが必要だよ。

ホワイトハッカーになるにはどうすればいい?

ハッカーは、そもそもパソコンが好きな人が好きなことを突き詰めてなるわけだから、簡単になれるとも言えるよ。
ハッカーになるには、とにかくパソコンやネットワークに詳しくなる必要がある。
プログラミング言語やネットワークの知識、数学、英語が得意であることも、ハッカーになるには重要だよ。

でもどれだけこういった知識に詳しくなったとしても、その知識を使って何かを作り出したり、問題を解決
出来なければハッカーとは言えないよ。
ハッカーは、努力して頑張って勉強をしてもなれるものじゃない。

ハッカーになるには、「どれだけ楽に仕事を進めることができるか」という考えを常に持つこと。
とにかくパソコンが好きで、出来ないことを自分がやってやろうという思いから、どんどん深いところへ突き詰めていって、いつの間にかハッカーになっているものだよ。

だからもちろん、ハッカーになるには資格は必要ない。

ホワイトハッカーになるには、倫理観人間性を備えておく必要もあるよ。

ホワイトハッカーは、ブラックハッカー同等、もしくはそれ以上の知識を持っていないといけない。
だから、ホワイトハッカーはいつでもブラックハッカーになれてしまう。
でもそこは、ホワイトハッカーとして仕事をしているんだ!という気持ちを強く持って仕事をし続けなければならない。

悪さをするのは楽しいもの。
でも、ブラックハッカーになってしまった場合、悪さをしたことに対しての謝罪、弁償など、元に戻すことは大変だよ。
ハッカーになるには、ブラックハッカーにならないよう、ホワイトハッカーでい続けることができることが一番重要かもしれない。

ホワイトハッカーは、ブラックハッカーが侵入できないような強固なセキュリティ対策や仕組みを作る必要がある。
ブラックハッカーが侵入してきたら、それをどのように排除するかを考えて、今後の対策を練る。

ブラックハッカーは、妨害されたらまた別の手を使ってワナを仕掛けてくるよ。
それを食い止めるのが、ホワイトハッカーの仕事。
イタチごっこだから、ホワイトハッカーになるには、地道で終わりのない作業をずっと続けられる忍耐力も必要。

ホワイトハッカーになるには、自分がハッカーとして正しいんだという気持ちを持ち続けることも大事。
だから、法律の勉強をしたり、国家資格の「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などの資格を取ることも自分への自信に繋がるよ。

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、実際ハッカーになった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆

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「王様達のヴァイキング」
さだやす/深見真


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