ゲーム開発のサウンドクリエイターとは?

ゲーム開発のサウンドクリエイターとはどんな仕事?

ゲーム開発のサウンドクリエイターは、ゲームの中で使うBGM、爆発音やボタンのクリック音などの効果音、レベルアップの時に流れるSE(Sound Effect:効果音)より少し長いジングルなど、ゲームに関わるサウンド関係を全てを手がけるよ。

ゲーム中でボイスデータを扱う場合は、そのデータを編集するのもサウンドクリエイターの仕事。

パソコンの性能と同じで、ゲーム機の性能も向上が進んで、ゲームから流れてくる音楽も、CDと変わらないクオリティになった。
ゲームの中で使われている音楽が、CDとして発売されることも当たり前。

ゲーム開発のサウンドクリエイターは、ゲームで遊んでくれる人に、感動を与えられる音楽を作ると同時に、ゲームに合った音楽を作らないといけない。

だから、ゲーム開発のサウンドクリエイターは、様々な音楽のジャンルを知っておく必要がある。

中小企業の場合、自社内でサウンドクリエイターを持つゲーム会社は少なくて、専門のサウンドクリエイター会社に発注することが多いよ。

発注元からは、発注用の資料が送られてくるよ。
SEなら「ガシャン!」「ピンポーン」などの擬音を使ったり、BGMなら、こういった場面で怖がらせる時に使う曲などの説明と参考曲が送られてくるんだ。

ゲーム開発のサウンドクリエイターは、様々なゲームの音楽を作るわけだから、知っている音楽ジャンルが偏っていたら「このサウンドクリエイターは、このジャンルの曲しか作れない」と思われてしまうよ。

ゲーム開発のサウンドクリエイターとして仕事をするなら、たくさんの音楽ジャンルを知っておいて損はないよ。

ゲーム開発者のサウンドクリエイターになるにはどうすればいい?

ゲーム開発のサウンドクリエイターになるには、作曲、編曲、ミキシング、マスタリングなどの音楽に関わる専門的な知識の他に、ゲーム用の音楽を作る為に、デジタル音楽についての知識も必要。
その為にDTMの知識が必須。

DTMとは、デスクトップミュージックの略で、パソコンを使って音楽を作る事。
最近のパソコンは、性能向上により、DTMでもCD並のクオリティの音楽を作ることが出来るようになった。

ただ、性能の向上に伴って、最新の技術もどんどん進歩している。
ゲーム開発のサウンドクリエイターとして仕事をしていくには、常に新しい技術を知っておく必要がある。
パソコンを使って仕事をすることが多いから、パソコンの知識も必要だよ。

音楽に関する仕事だから、音楽大学を卒業している方が有利な気がするけれど、ゲーム開発者のサウンドクリエイターには、音楽大学を出ている人はあまりいないんだ。

それよりも音楽が好きで、自分でDTMによる曲作りをしていたという人の方が多い。

もちろんゲーム開発の専門学校に行ってもいいよ。
専門学校では、音楽の知識だけじゃなく、実際にゲームで使用することを前提とした音楽作りの知識を学ぶことが出来るよ。

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