ゲーム開発のプログラマーとはどんな仕事？ゲームプログラマーになるには？

ゲーム開発のプログラマーの仕事は、Ｃ言語やＣ＋＋などの開発言語を使ってプログラムを組んで、ゲームを動かす仕組みを作ること。

基本的には、企画職が作成した仕様書を元に、その通りにゲームが動くようにプログラムを組むんだ。

プログラマーは、ゲームを実際に動かすプログラムを打つことだけじゃなく、他のゲーム開発者が快適にゲーム制作を進められるように、いろんなツールを作ったり、開発環境を整えるのも仕事。

これは無駄な作業を省いたり、バグと呼ばれるゲーム内の間違いを発生しにくくするという重要な役割もあるよ。

ゲーム開発のプログラマーは、ゲームの仕組みを作っているわけだから、開発しているゲーム機で実際に実現可能かどうかを一番理解している。

だから、同じプロジェクトのゲーム開発メンバーから、無理な要求があれば、出来ないと判断するのもプログラマーの仕事。

ゲーム開発者は、面白いゲームを作ろうと必死だけど、ゲーム機本体の性能を上回っていたり、容量的に足りないものは組み込むことは出来ない。

だからと言って、頭ごなしに否定せず、可能な範囲で代替案を提示するのもプログラマーの大事な仕事。

時には、今までやっていないことにも挑戦して、検証を進めながらゲーム制作を進めることも必要だよ。

プログラマーは、ゲーム開発者としてなくてはならない存在。

企画職が作った仕様も、デザイナーが描いたグラフィックも、プログラマーがプログラムを組まなければ、ゲーム画面に表示することさえ出来ないからね。

プログラマーのプログラムの組み方によっては、バグを一緒に組み込んでしまい、ゲームが動かなくなるという大惨事にも繋がる。

ゲーム開発のプログラマーは、ただプログラムを組むだけじゃなく、綺麗なプログラムを組む必要があるよ。

綺麗なプログラムというのは、見た目だけじゃなく、バグを発生しにくくさせたり、ゲーム開発メンバーからの要望に応えやすいように、応用が効くように組んだり、他のプログラマーが見ても分かりやすいプログラムにすること。

ゲーム自体の動き方も、プログラマーの力にかかっているよ。
ロード時間が長い、3Dが滑らかに動かないなどの問題も、プログラムの組み方で変わってくる。

ゲームをする人に快適に遊んでもらうことも、ゲーム開発のプログラマーが気をつけなければいけない仕事の１つだよ。

ゲーム開発のプログラマーになるには、ゲーム開発者の専門学校に行ったり、大学などでプログラムの勉強をしっかり行うといいよ。

プログラマーになるには、プログラムが打てることが前提条件だからね。

ゲーム開発者の専門学校は、プログラマーになってどのようなゲームを作りたいかによって、専攻内容が変わるよ。

例えば、テレビゲーム、パソコンゲーム、スマホアプリ、オンラインゲームなど、作るゲームによって、勉強しなければいけないことが違うんだ。

でも、プログラマーの根幹にあるのは、Ｃ言語やＣ＋＋などの開発言語。
開発言語を学んでいれば応用が効くから、作るゲームが変わっても早めに慣れることができるよ。

だからプログラマーになるには、開発言語をしっかりと学んでおくことが第一条件なんだ。

ゲーム開発者として、こういうゲームを開発していきたいという希望があれば、専門学校に行ってより専門的な知識を学ぶといいよ。

ゲーム開発者としてのプログラマーになるには、アルゴリズムを理解しておくことも重要。

アルゴリズムとは、問題を解決するための手順を表現するもので、アルゴリズムをコンピュータに伝えるための手段がプログラムだよ。

アルゴリズムをわかりやすく図解で表現したものは、フローチャートと呼ばれている。

プログラマーは、ゲーム開発メンバーから、より良いゲームにするための要望を多く受けるよ。
その要望に応えるために、論理的な解決法を考えなければならない。

コンピュータが出来る範囲で要望に応える。
感情を受け入れてもらえる人間相手ではなく、コンピュータと向かい合う仕事だから、プログラマーになるには、冷静で論理的に考えられる思考力が必要。

ゲーム開発をする上で、プログラマーは、数学や物理、ネットワークやハードウェアなど、様々な知識が必要になるよ。

それに、ゲーム機はどんどん性能が上がっているから、どんな熟練者でもいろいろ手探りをしながら仕事をしていることが多いよ。

だから、プログラマーになるには、専門的な偏った知識じゃなく、プログラムの基礎的な知識、問題に対する分析力と解決できる力を身につけておくことの方が重要。

ゲーム開発のプログラマーになるには、まずは自分でゲームを作ってみるといいよ。

プログラムは、高い機材を買わなくても、簡単なものなら組むことができる。
インターネットで無料で配布されている、ライブラリと呼ばれる開発環境もあるよ。

最近でいうと、スマホアプリの開発も個人で行うことができるから、色々試しておけば、面接のときにアピール出来るものができるよ。

プログラマーは、頭が固いというイメージを持たれることが多いけど、ゲームを何より楽しんでいるのはプログラマーじゃないかな。

プログラマーは、自分で楽しいと思えることを自分で形に出来るんだからね。

プログラムを理解できると、すでに出来上がっているゲームが、どんなプログラムなのかを考察をすることもできる。

企画職が出した仕様書を元に、プログラマーは仕事をするんだけど、出来上がったゲームには、仕様書には書かれていなかった仕様が足されていることも少なくはない。

それは、プログラマーが遊び心で入れた仕様が、そのまま採用されるということが多いから。

ゲーム開発のプログラマーになるには、まず自分がゲームでよく遊んで、ゲームを好きになることから始めよう。