ゲームデバッガーとは?

ゲーム開発のデバッガーの仕事内容は?

ゲーム開発者の中で最もなりやすい職業がデバッガー
ゲームデバッガーとは、デバッグ、つまりゲーム開発者が作ったゲームを実際にプレイして、間違いや問題がないかを探す作業を専門で行う人のこと。

デバッガーは、ゲームを実際に作っているわけじゃないから、ゲーム開発者というのも少し不思議かもしれないね。
ゲームデバッガーは、ゲームで遊ぶのが仕事と思われるかもしれないけど、ゲーム開発者の中でなくてはならない重要な存在
デバッグと一言で言っても、様々なことをチェックしないといけないんだ。

ゲームデバッガーの仕事内容は、ゲームをオープニングからエンディングまでちゃんと動くか確認する「通しプレイ」、RPGなどで存在している人が、ちゃんと正しく喋るかを確認するために全員に話しかけたり、壁がすり抜けてしまったりしないか、全ての壁にぶつかったりもするよ。

普通にプレイするだけじゃなくて、あり得ない行動のデバッグ「イレギュラーチェック」もしないといけない。
何かをしている時に、急にスリープモードにしてみたり、セーブを何十回も繰り返したり、部屋の移動を何十回も繰り返したり、ゲーム開発者が意図している以外に起こってしまうバグを見つけるんだ。
ゲームデバッガーの仕事内容は、とても楽しく遊んでいるだけの仕事じゃないよ。

デバッガーは、たくさんのチェックをしないといけないから、ゲーム開発者として実際に作業をしているメンバーとは別に、デバッガーが必要になんだ。
大きなプロジェクトほど、デバッガーの必要人数は増える。
デバッグを専門で行っている企業もあるくらいだよ。

何十人というデバッガーを使って、丸1ヶ月もデバッグをすることも珍しいことじゃないよ。
それは何故かというと、ゲームが発売されるとそれ以上の人がプレイする。

つまり、プレイする人全員がデバッガーになる、ということ。

ゲームが発売された後にバグが見つかってしまうことも稀じゃないけど、もしそれが、ゲームが止まってしまうなどの致命的なバグなら、ゲーム開発者にとっては一大事。
その確率を少しでも下げるのが、デバッガーの仕事なんだ。

ゲームデバッガーになるにはどうすればいい?

デバッガーの仕事は、アルバイトでも募集されてるよ。
アルバイトでゲーム開発者の一員になれるのは魅力的だけど、思っているより根気体力がいる仕事だよ。

デバッガーにも、向き不向きがある。
バグを見つける率が高い人と低い人がいるんだ。
「こうするとどうなるのかな?」という疑問を持ちやすい人がバグをよく見つけるよ。

ゲーム開発者になりたい人は、まずゲームの内側に触れるという意味で、デバッガーの仕事をするのもいい経験になるよ。

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