|
|
|||||||||
>>漫画家とは? |
◆「アオイホノオ」 のあらすじ
大阪にある、大作家(おおさっか)芸術大学の映像計画学科に所属している、焔燃(ほのお・もゆる)。18歳。
1980年、日本の漫画、アニメ業界の常識が変わろうとしていた。
これまでは、有名な漫画家で固められた出版業界で、新人が活躍しにくかったけれど、絵が下手でも人気連載を勝ち取れる時代になっていた。
しかも、オリジナルではなく、パロディ感覚のものでも認められ、燃は、今ならプロの漫画家になれると確信していた。
ただ、その自信が、行動に移せない原因にもなっていた。
燃の所属するバトミントン部では、筋トレをしながら、先輩の趣味の落語を強制的に聞かされていた。
何度聞いても面白くなく、漫画やアニメを超える芸術などないと感じていた。
そんな苦痛な練習の日々だったけれど、年上のマネージャー、トンコ先輩に癒されていた。
トンコ先輩は、燃の漫画に対する情熱など、どんな話も聞いてくれ、天然系だけど、時々助言してくれるアドバイスが的を得ていた。
大学のキャンパス内はクリエイティヴな若者たちだらけで、燃もいつも漫画やアニメのことばかり考えていた。
手塚治虫が、今の発展した日本を作ったことに間違いはないけれど、手塚治虫は漫画もアニメもやっていたから、どちらに力あるか分からなかった。
漫画家、アニメーターのどちらを目指そうか悩んだ末、どちらも目指してみることにした燃。
だけど、トンコに、どちらにするか決めた方たいいと言われる。
漫画よりアニメの方が絵がうまい、俺は絵が下手だ・・・という理由で、漫画家が向いていると判断。
だけど、なかなか行動に移せず、週刊漫画を見ては、自分なりの評価をしていた。
さすがに、何かしなくては、と雑誌に自分の漫画を投稿することにした。
早速、原稿用紙に枠線をかこうとすると、手が止まる。
「プロのしきいは・・・意外と高いぜ!!」
どんなことに対しても熱い、燃。
燃の同期には、後にエヴァンゲリオンの監督となる、庵野(あんの)秀明がいた。
学校の課題を発表する度に、自分と庵野との才能の違いを見せつけられ、落ち込む燃。
だけど、何度も挫折しかけるのに、ありえなくらい前向きというか、自信がありすぎて、すぐに立ち直るのが、燃の長所。
漫画家を目指し、ライバルだけじゃなく自分自身と闘い続ける燃。
「アオイホノオ」は、実際の人気漫画について、燃が熱く語ったり、漫画好きにはたまらない作品だよ。
どんな目標でも、夢を目指している人は、、燃の決して諦めない姿に力をもらえるはずだよ。
⇒ 全巻チェックする!
◆ 漫画家の漫画「アオイホノオ」について語る ◆
「アオイホノオ」を読んで漫画家になった人、
漫画家を目指している人のコメントも待ってるね♪