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>>美容師とは? |
◆「バグジー 愛と感謝の美容室」 のあらすじ
福岡県北九州市にある、7店舗も展開している、噂の美容室「BAGZY(バグジー)」。
全国から注目を集めている、その秘密とは!?
有限会社バグジーの代表取締役、久保華図八(かずや)は、
「投げたものは必ず返ってくる」ということを身をもって知っていた。
中学卒業後、美容業界へ進んだ久保は、一度独立をするも、さらに美容の腕を磨くためにロサンゼルスへ修行に行く。
そして、超一流の技術を習得した後、帰国、「BAGZY 中間店」をオープンした。
カリスマ美容師として活躍していた久保は、一般の約4倍のカット料金でさえ、
4ヶ月先まで予約が埋まっているほどの人気ぶりだった。
洋服代は月に50~100万円、高級外車を買い換え乗り回し、仕事の後は繁華街で飲み歩くという派手な生活を送っていた。
時間にはルーズで、二日酔いで昼出勤をすることもあった。
それでも、カリスマ美容師ということで、客は文句を言わずに待っていた。
自分はルーズなのに、少しでも遅れた客に対しては、今日は切らないと帰らせる。
段取りの悪いアシスタントには怒鳴りちらし、
従業員は社長を恐れて話をすることはほとんどなかった。
売り上げ・実力至上主義の久保は、いつもスタッフに、
「勝てば官軍!負ければ賊軍!」と言っていた。
従業員が反論することも、発言することも許さない。
スタイリストは、アシスタントさえライバル視し、育てようとはしなくなり、
みんなの距離は離れていくばかりだった。
次第に、店の雰囲気は暗く、重苦しくなっていた。
そして久保が投げて続けてきたものが、自分自身に返ってくる日がくる。
小倉へ新規出店を控えたある日、右腕とも呼べる幹部3人が退職を申し出てきたんだ。
それに続いて社員の大半が辞めて、多くの客も持っていかれた。
出店のため数億の借金を抱えて、倒産の危機に陥った。
どうしようもない状況に、久保は荒れ果て、スタッフと飲みに行っては、辞めた幹部の悪口を言っていた。
そんなある日、旧友の大野がわざわざ東京から飛行機で駆けつけてくれた。
ナンバー2がやめて倒産の危機だった久保に、
「ナンバー2が辞める時ってのは会社が変わるチャンス
つまり、よくなる前兆
よかったじゃないか」と言って微笑んだ。
それから数日後、知り合いの誘いで参加した講演会で、久保は衝撃を受ける。
「リーダーは私利私欲に走ってはならない、
飲みながら辞めた従業員の文句を言う経営者は大馬鹿者だ、
残っている社員はその愚痴を聞いて、モチベーションがさがっていく、
嘘でもいいから自分が悪かったと謝れるリーダーでなくては駄目だ、
本当に強い人間でないと素直になれない、
素直じゃないと部下に謝れない」
という言葉で、早速スタッフを集め、みんなの前で謝る久保。
ただ、それは、本心ではなかった。
それなのに、スタッフは、優しい言葉をかけてくれ、これから一緒にいいお店を作ろうと励ましてくれた。
このときにはじめて反省した久保は、人が辞めないお店を作ろうと決心した。
すぐにスタッフに、どうしたらみんなががんばれるかを聞くと、
安心して働きたい、意見を聞いてほしい、いつ独立できるのか、
などなど次々意見が飛び出し、今まで自分のことしか考えていなかったことに気づかせられる。
心を入れかえた久保と従業員が力を合わせ、新しいバグジーの形ができていく。
「バグジー 愛と感謝の美容室」を読むと、バグジーの人気の秘密が分かるよ。
接客の大切さ、技術だけでなく人間性を育てること、お金のために働くのではなく仕事にやりがいを見出すことで
楽しく働ける、など、美容師以外の仕事でも通じることが多い教育法だよ。
人としても成長できる職場で働けるなんて素敵だね。
バグジーで働いていると魅力的な人間に慣れるから、自然とお客様も増えるんだね。
「バグジー 愛と感謝の美容室」の中に書かれてある言葉。
美容師とは天使の仕事
シャンプーとはいやな思い出を流してあげること
カットとは、ひきずっている過去を切り落としてあげること
セットは心を整えてあげるということ
天使の仕事にいつも誇りを
その通り、髪を切ると気持ちがスッキリして、新しいことを始めようとも思える。
美容師の仕事は、人に夢を与える仕事でもあるんだね。
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◆ 美容師の漫画「バグジー 愛と感謝の美容室」について語る ◆
「バグジー」を読んで美容師になった人、美容師を目指している人のコメントも待ってるね♪