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労働基準監督官の漫画:「どらコーボク」 小路谷純平/石川サブロウ

どらコーボク
 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 4
 4
 3
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・新しい仕事を始めようとしている  
 ・労働基準法に興味がある
 ・夢を追いかけている
 ・ブラック企業が許せない
 ・労働者を守りたい
>>労働基準監督官とは?

「どらコーボク」のあらすじ

労働基準監督官を題材にしたドラマ「ダンダリン」の原作が漫画ということで、労働基準監督官の漫画があることを初めて知った人も多いんじゃないかな。
実は、他にも労働基準監督官の漫画があるんだ。

それが、小路谷純平&石川サブロウの「どらコーボク」!

「どら公僕」というと「放蕩公務員」という意味合いになるけど、僕らがイメージする労働基準監督官は違うよね。

そんな労働基準監督官の漫画「どらコーボク」がどんなお話かというと・・・

正義の味方、労働Gメンになるのを夢見て、日の出労働基準監督署に赴任してきた新人労働基準監督官、貴島徹

出勤初日、徹は日の出労働基準監督署の入り口で、無精ひげの男に出会うんだ。

だらしないその男は、くたびれたスーツを着て、棒付き飴をくわえながら歩いていた。
その姿を見た徹は、
これは不当解雇で労働相談に来た人に違いない!
と、早速声をかけるんだけど・・・

署長から紹介されたその男こそ、日の出労働基準監督署の一匹狼、どらコーボクこと佐倉太一郎
なんと労働基準監督官の大先輩だった。

徹は、教育係となった佐倉と行動を共にすることに。

ある日、二人は駅のホームから落ちそうになった男性を助ける。
この出来事をきっかけに、徹の労働基準監督官としての仕事が始まるんだ。

その男性の話によると、プログラマーの仕事が徹夜続きで、疲れがたまっていたということだった。
家に帰るのも1週間ぶりで、残業代も未払い。

「それは賃金不払いだ!労基署に申し立ててみませんか?」とはりきる徹。
でも男性は、「そんなことしたら会社にいられなくなる」とその場を立ち去ってしまう。

徹と佐倉。
タイプの違う労働基準監督官の二人が、この後どう動くのか!?

どらコーボク」は、労働基準監督官の仕事がよく分かる漫画だよ。

⇒ 全巻チェックする!

官僚の職業漫画「どらコーボク」について語る!

「どらコーボク」を読んで労働基準監督官になった人、
労働基準監督官を目指している人のコメントも待ってるね♪

区役所職員の漫画:「ふぁんきーサーバント」 桜沢鈴

ふぁんきーサーバント
 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 3
 5
 5
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・公務員の仕事に興味がある
 ・個性を生かして楽しく働きたい
 ・美へのこだわりがある
 ・やる気が出ない
 ・元気が欲しい!
>>区役所職員とは?

 ◆「ふぁんきーサーバント」 のあらすじ

富田区区役所に、
モデル並みに美しく、人の目を引く、きらびやかな服装の女性がいた。

彼女の名前は、伊勢崎陽子。
戸籍課に属する、れっきとした公務員。

係長の神田から、
「君の美しさ・・・
 仕事上何の意味があるんだろう?」
と言われると、
「仕事が地味だからこそですよ」
とさらっと言ってのける。

陽子とは、真逆の、根っからの公務員、米田良一は、
「公務員の仕事に派手な格好は似合わない、
 僕らはパブリック(社会の)サーバント(召使い)っすよ」
と陽子を正そうとするも、格好以外は尊敬するところが多く、結局は認めざるを得ない。

陽子は、一見いい加減な態度を装っているけれど、陰では仕事熱心。
爪が長いのに、電卓を打つのはプロ級で仕事に支障なし、
困った人には親切に対応、周りへの気遣いも人一倍。

ファッションに異様なこだわりを見せる陽子は、
ファッション以外のことには全くお金をかけない徹底ぶり。

強がりでなかなか素直になれないだけで、本当はとっても性格のよい陽子。
憎めない愛すべきキャラクターだよ。

「ふぁんきーサーバント」は、
派手なファッションで区役所の仕事をこなす、異色の公務員、陽子の日常が描かれた4コマ漫画。

4コマでオチがついて区切りはあるけれど、ストーリーがつながって展開していくから、続きが読みたくなる。

それに、「派手な公務員」という設定で、よくこれだけネタがあるなと関心させられるよ。

戸籍簿には読み仮名がないから読み方は自分で決めていい、など
ところどころで戸籍係の仕事が垣間見れるから、飽きずに読み進められるんだ。

陽子以外にも、
規則に忠実で曲がったことが嫌いな米田、
人生の荒波をくぐりぬけてきた哀愁漂う係長など、
個性あふれる戸籍課職員達が、一見地味な戸籍係の仕事を、ユーモアたっぷりに見せてくれるよ。

実際には陽子のように派手な公務員はいないけれど、
どんな仕事でも楽しく働けること教えてもらえる漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!

 

◆ 区役所職員の漫画「ふぁんきーサーバント」について語る ◆

「ふぁんきーサーバント」を読んで区役所職員になった人、
区役所職員を目指している人のコメントも待ってるね♪

区役所職員の職業漫画:「サーバント×サービス」 高津カリノ

サーバント×サービス
 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 4
 4
 5
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・今の仕事は自分に向いてない
 ・気分転換がしたい
 ・堅実に働きたい
 ・仕事がつらい
 ・ストレス解消したい
 ・癒されたい
>>区役所職員とは?

 ◆「サーバント×サービス」 のあらすじ

某市某区役所の保健福祉課。
研修が終わり、配属された係で地方公務員として働き始めた新人3名。

山神(やまがみ)ルーシーは、福祉給付事務係、
長谷部豊は、福祉第一係、
三好紗耶(さや)は、福祉第二係。

同じ課の先輩、一宮大志(いちみやたいし)から説明を受けるけれど、
一宮自身、
「この間まで新人だったから、どうやって指導していいかさっぱりわからん!
 俺は今からどうすればいいと思う?」
と逆に聞く始末・・・。

と「サーバント×サービス」は、出だしから笑えるお話。

ピンとハネた地毛が特徴の山上ルーシーは、履歴書を書く時でもごまかすほど長い名前。
「山上ルーシー喜美子(きみこ)明江(あきえ)愛里(あいり)史織(しおり)倫弥(りんね)
 由保(よしほ)知帆子(ちほこ)、、、」
現代版じゅげむじゅげむ。
両親が名前をつける時に迷って、あがった候補全部採用したという、、。
この市のどこかにこんな変わった名前の出生届を受理した職員がいる、
その人に文句を言うために公務員になったと。

いつもいかにサボろうか考えている長谷部は、休みに関する質問はとっても積極的。
自由人の長谷部の存在で、お役所仕事の漫画が固くならずにすんでいる。

働くのが初めてで、めちゃくちゃシャイな紗耶は、オドオドしているけど
実は浪人しているから3人の中では一番年上。

3人のいる区役所には保健センターもくっついていて、案内係にいると、
介護認定の受け方、出産一時負担金の申請、飲食店の許可、子育ての悩み、公園の使用許可、
母子手帳交付、などなど、さまざまな人が訪れる。

「サーバント×サービス」は、基本4コマ漫画だけど、話がつながっているから
読み進めていくたび3人の成長がみられておもしろいよ。

「サーバント(servant)」とは、使用人、僕(しもべ)、従業員、役人、公務員などの意味があるよ。

市民から厳しく見られがちで気苦労の多い公務員の仕事が面白おかしく描かれているよ。
⇒ 全巻チェックする!

◆ 区役所職員の職業漫画「サーバント×サービス」について語る ◆

「サーバント×サービス」を読んだ感想を投稿してね!
「サーバント×サービス」を読んで区役所職員になった人、区役所職員を目指している人、
現役区役所職員の人のコメントも待ってるね♪

市役所職員の職業漫画「機動公務員かもしか!」 村枝賢一

機動公務員かもしか
 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 1
 4
 3
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・今の仕事は自分に向いてない
 ・仕事を辞めたい
 ・仕事の意義を見出せない
 ・やる気が出ない
 ・元気が欲しい!
>>市役所職員とは?

 ◆「機動公務員かもしか!」 のあらすじ

高校を卒業して、晴れて市役所職員となった桃栗三平(ももくり さんぺい)は、
坂上市役所の特別機動課に配属されることになった。

「特別機動課」という、戦闘部隊のようなかっこいい名前に期待を膨らませ、
丘の上からこれから働く坂上市の街を眺めていたところ、突風で態勢をくずし転落・・・。

三平を救ってくれたのは、三平の下敷になってしまった一匹のかもしかだった。

三平は顔中血まみれのまま、背中に命の恩人のかもしかを背負い、勤務先である
坂上市役所へ。
市役所職員が驚く中、三平は出血多量で意識を失ってしまう。

・・・と、何とも激しい始まり方だけど、そこは漫画!
面白おかしく描かれてあって、重症の三平もすぐに復活、初出勤となった。

はりきって出社したものの、特別機動課には三平の他に2人の社員しかいない。
やる気のない大滝課長とヤンキーあがりの船橋。
しかも特別機動課の仕事内容は、どこの課の担当でもなく行政がやるべき仕事、
つまり何もない・・・。
市長の思いつきでできた市民サービスの窓口だった。
なんでも屋であって、なんにもしない屋のようなもの。
そこは三平が夢見た職場とは程遠い、窓際族の集まり。

理想と現実の違いに落ち込んでいた三平だったけど、ある日少年からペット探しの依頼が入る。

駄菓子屋を守り続けるおばあちゃん、夢を諦めてしまった女子高生など、
市民に寄り添いながら、どんなことにも本気で取り組む姿が次第に周りを動かしていく。

三平の活躍により?課名が特別機動課から「かもし課」に。

「機動公務員かもしか!」は、市役所職員を題材にした漫画。
少し古いマンガだけど、要所要所にでてくる2等身のギャグ漫画風の市長や、昔ながらのつっこみ等、
漫画ならではの表現が多くて、漫画の面白さも思い出させてくれるよ。

どんな仕事に対しても、三平のように前向きに真剣に向き合えば、やりがいを感じられて
人としても成長できるはずだよ!
⇒ 全巻チェックする!

◆ 市役所職員の職業漫画「機動公務員かもしか!」について語る ◆

「機動公務員かもしか!」を読んで市役所職員になった人、
市役所職員を目指している人のコメントも待ってるね♪

労働基準監督官の漫画:「ダンダリン」 とんたにたかし/田島隆/鈴木マサカズ

広島県芸南地方。
その町並みに懐かしさを感じながら車を走らせるインテリ系の女性。
交差点で、突然飛び出してきた車に驚き、急ブレーキ。
目の前で2台の車が衝突。

事故を起こした西川という男性は、警察官による取調べ中、
なぜ停車せず優先道路に侵入したのか、自分でも覚えてないと言う。
最近、寝る時間もないほど仕事がきつく夜遅くまで働いている、という言葉に
「どこの事業所に勤めてるの?
 もう少し詳しく勤務形態を教えてもらえませんか!?」
と思わず口を出してしまう。

彼女の名は、段田凛(だんだりん)。職業は、労働基準監督官。

西川が勤務しているのは、鴨光(かもみつ)リフォームという株式会社。
一見、リストラされた人間を積極的に雇っているように見えるけれど、、、
本当の目的は、就職させる代わりに、自分の家のリフォームを契約させることだった。
そして、契約後は、厳しいノルマやパワハラにより、退職に追い込んでいた。

芸南労働基準監督署に赴任した断田は、指導員の土手山(どてやま)に
鴨光リフォームの調査をしたいと申し出る。

だけど鴨光リフォームは、土手山自身も目をつけていた事業所だったから
「新入りは当分、所内で書類を書いていればいい」と言われてしまう。

段田は諦めず、
「被害自動車の1台は私の車、被害者だから担当する権利がある」と言うと、
土手山は、
「めがねのお嬢ちゃんは所内でおとなしくしとくんがお似合いじゃぞ」と言い放つ。

カチンときた段田は、 
「うちだって労働基準監督官じゃけんね!!
 馬鹿にするのもいい加減にしんさいよ!!」
と広島弁丸出しで土手山を責め立てる。

静まり返る室内・・・。
またやってしまった、、と焦る段田。

そこへ女性の相談者が現れ、 言い争いは一時中断。
相談の内容は、仕事が原因で夫が自殺未遂をしたというものだった。

職場でひどいイジメに合い仕事を辞めたものの、次の就職先も決まらず
発作的に車に飛び込んだと言う。
命には別状はなかったけれど、足に障害が残るかもしれないと。

土手山は、すでに辞めた会社との因果関係をハッキリさせることは難しいと言う。
諦めて帰ろうとする女性に、「参考までに」と会社名を聞く段田。
女性の口から出た事業所は、なんと鴨光リフォームだったんだ・・・。

土手山と段田は、事業所へ出向くものの、社長は臨検を拒んで、客との契約があると出かけてしまう。
その傲慢な態度に、土手山は、
「監督官をなめたら一体どうなるのか・・このわしがガッツリ教えてやるけんのう・・」
と不敵な笑みを浮かべる。

労働基準監督官は「労働Gメン」とも呼ばれ、厚生労働省職員でありながら、特別司法警察員として逮捕・送検する権限も持ち合わせている。

労働基準監督官の漫画「ダンダリン」は、大ヒットした行政書士の漫画「カバチタレ」の作者が原作を担当。
労働基準法により、悪徳企業から労働者を守る、熱い労働基準監督官の姿が描かれている漫画だよ。

 
⇒ 全巻チェックする!

 
>>労働基準監督官とは?

 

◆ 労働基準監督官の漫画「ダンダリン」について語る ◆

「ダンダリン」を読んで労働基準監督官になった人、
労働基準監督官を目指している人のコメントも待ってるね♪