国の仕事」カテゴリーアーカイブ

弁護士の漫画:「JUDGE MEN(ジャッジメン)」  東條仁

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 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 
 
 
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・ 
 ・
 ・
 ・
>>弁護士とは?

「JUDGE MEN(ジャッジメン)」 のあらすじ

あさお法律事務所にアメリカで弁護士をしていた風間ジョージが入所してきた。

風間はアメリカ育ちの日系二世。なんと六法全書を丸暗記、日本の司法試験は一発合格!
無表情・無愛想のため、所長から「宇宙人」とあだ名をつけられる。

入社1年目の中川史恵(しえ)が風間の面倒を見ることになるが・・・。

⇒ 全巻をチェック!

弁護士の職業漫画「JUDGE MEN(ジャッジメン)」について語る!

「JUDGE MEN」を読んで弁護士になった人、
弁護士を目指している人のコメントも待ってるね♪

科学捜査研究所職員の漫画:「トレース 科捜研法医研究員の追想」 古賀慶

トレース科捜研法医研究員の追想
 マン活王子の
職業漫画書評点数!
 5
 4
 5
 この職業漫画は
こんな人におすすめ♪
 ・真実を知りたい
 ・研究員になりたい
 ・事件を解決したい
 ・推理が好き
 ・DNA鑑定に興味がある
>>科学捜査研究所職員とは?

「トレース 科捜研法医研究員の追想」 のあらすじ

科学捜査研究所。通称「科捜研(かそうけん)」と呼ばれる、都道府県警察刑事部に設置される研究機関。
科学捜査研究所の研究員は警察組織にいるが、組織のためでも被害者のためでもなく、ただ真実を解明するために存在している。

科捜研法医科の主な仕事は、DNA型鑑定。

事件現場の遺留物、被疑者のDNA型などをデータベースに登録することで、犯人の特定、過去の余罪を確認することができる。
全国の年間DNA型鑑定数は20万件以上!

東京の科捜研・法医科で働く鑑定資格認定前の見習い、沢口ノンナは、理想とは違う地道な作業を日々こなしていた。

ある日、ノンナの指導者として、警察庁から帰庁したばかりの法医研究員、真野礼二(まのれいじ)が現れる。

白衣のポケットには、戦隊ヒーローのフィギュア。
協調性が全くない真野にとまどうが、鑑定を共に行うことで仕事に対する真摯な姿勢を目の当たりにする。

ただ真実を究明するために・・・
いつも冷静な真野が法医科研究員となったのは、23年前の練馬一家殺人事件が関係していた。

⇒全巻チェックする!

科学捜査研究所職員の職業漫画「トレース 科捜研法医研究員の追想」について語る!

「トレース 科捜研法医研究員の追想」を読んで科学捜査研究所職員になった人、
科学捜査研究所職員を目指している人のコメントも待ってるね♪

市長の職業漫画:「市長遠山京香」 赤石路代

市長遠山京香
 マン活王子の
 職業漫画書評点数!
 4
 4
 5
 この職業漫画は
 こんな人におすすめ♪
 ・人の役に立つ仕事がしたい
 ・弱者を救いたい
 ・責任感がある
 ・強くなりたい
 ・周りに流されたくない
>>市長とは?

 ◆「市長遠山京香」 のあらすじ

人口290万人の華浜(はなはま)市。
市長選で圧倒的勝利をおさめて、新人の市長が誕生した。
新市長は、日本で4人目の女性市長、遠山京香

京香は、妻であり、小学5年生の娘を持つ、一児の母でもあった。
さらに、ペンネーム・遠山京介を名乗るべストセラー作家

イラストレータの夫・遠山康平の父、前市長である、遠山康造が亡くなったことをきっかけに、市長選に立候補したんだ。

京香が市長となって初のセレモニー、華浜橋開通式典。
現場に向かっていた京香の、車が渋滞に巻き込まれてしまう。
女性の新人市長をよく思わない助役に、邪魔されそうになりつつも、車につんでいた自転車で見事に回避。

京香は、市民の声を大事にしていた。
華浜市の市民は、メールやFAXで、市長に直接意見をすることができるシステムになっていた。
普通は、届いた意見の中から抜粋されたものが市長のもとへいくのだけれど、京香は、市民の声すべてに目を通していた。

京香は、もともと推理作家だったのもあり、市民の声から事件性の高いものをかぎわける力があった。

京香は、市長と気づかれないよう市民に近づき、様々な問題を解決していく。

市長自ら現場に出向き、市民の生の声を聞く。
京香は、市民にとって理想の市長。

市長 遠山京香」は、日常生活で起こる、身近な問題を取り上げているから興味深く読める漫画だよ。

それに、道路維持課問題、市民病院総務課問題、介護保険課問題、清掃施設課問題、こども家庭課問題など、それぞれが1話完結になっているから分かりやすいんだ。

市がかかえる様々な課題には、市民の根強い問題がからんでくる。

市民の声から事件を解決していく京香は、悪を成敗する正義の味方、女版・遠山の金さんみたいだよ。
だから「遠山」なのかも。

作品中に出てくる、「市長の仕事は、身をけずって尽力しても、必ず批判は出る」という言葉通り、市長は、とても大変な仕事。

優しい夫に支えられながら、市民のために全力を尽くす京香を応援したくなるよ。
⇒ 全巻チェックする!

◆ 市長の職業漫画「市長遠山京香」について語る ◆

「市長遠山京香」を読んで市長になった人、
市長を目指している人のコメントも待ってるね♪

裁判官の職業漫画:「法の庭」  能田茂/田原成貴


◆「法の庭」 のあらすじ

一人暮らしの女性宅に強姦が押し入った。
首を絞められ殺された女性を発見したのは、部屋を訪ねてきた恋人の田所。
慌てて警察に電話しようとするんだけど、訳があってできずその場を立ち去ってしまう。

田所には妻子がいて、その女性とは愛人関係にあった。
そして社会的地位のある裁判官という職業に就いていたため、
女性との関係を知られるわけにはいかなかったんだ。

6年間もつきあってきた女性に毛布ひとつかけてあげることもできなかった田所は、
せめて一刻も早く犯人が逮捕されて欲しいと、公衆電話から匿名で警察に電話をする。

目撃者・遺留品などによって犯人はすぐに逮捕されたんだけど、
この事件の裁判をなんと田所自身が務めることになったんだ。

田所は、法廷で慶法大学時代の2人の同級生と再会した。
一人は、女性検事の天海、
そしてもう一人は、男性弁護士・小泉。

学生時代、田所は天海と恋人同士だった。
でもその前に、天海は小泉とつきあっていて、二人が喧嘩をしている時期に田所との距離が近づいたんだ。
その後、冷静でドライな田所は、天海と別れ、エリート官僚の娘と結婚した。
それぞれ別々の道に進んだけれど、こうしてまた同じ場所で出会うことになったんだ。

田所の愛人を殺した被告人は、警察の取調べでは犯行を全て認めていた。
それなのに、裁判が始まるといきなり無実を訴え始めた。
法廷で被害者を侮辱する被告人の態度に、田所は動揺を隠せなくなる・・・。

「法の庭」は、最初は裁判官が主役で始まるんだけど、だんだん検事や弁護士にシフトしていくから
それぞれの立場で裁判を見ることができる漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!法の庭

>>裁判官とは?

◆マン活王子の職業漫画書評点数
  リアル度 ★★★★☆
  モチベーション ★★★★★
  ストーリー性 ★★★★★
 
 
◆こんな人におすすめの職業漫画♪
  
    
  真実が知りたい
  正義感がある
  自分の仕事に誇りを持っている
  夢を追いかけている
  人生をやり直したい

 

◆ 裁判官の職業漫画:「法の庭」について語る ◆

「法の庭」を読んで裁判官になった人、裁判官を
目指している人のコメントも待ってるね♪

裁判官の職業漫画:「女子高生裁判官アユミ」 森園Sindyめめ

裁判官の職業漫画:「女子高生裁判官アユミ」 森園Sindyめめ

 

 
                            >>裁判官とは?
 

◆ 裁判官の職業漫画:「女子高生裁判官アユミ」について語る ◆

「女子高生裁判官アユミ」を読んで裁判官になった人、裁判官を
目指している人のコメントもお待ちしています♪

裁判官の職業漫画:「ジキルとハイドと裁判員」 森田崇/北原雅紀


◆「ジキルとハイドと裁判員」 のあらすじ

霞ヶ関・東京地方裁判所には、まるで子供のような童顔の裁判官がいた。
新米裁判官の辺見直留(じきる)。

裁判長の金丸(かなまる)には、裁判官にしてはよく気がきくけれど
案件1つに気持ちを入れすぎるから処理が遅いのが欠点と思われている。

一方、直留の尊敬する憧れの裁判官、薬師寺には、
そこが直留のいいところでもあると期待されている。

人によって、長所・短所のとらえ方が違うから、
自分の長所を引き出してくれる上司の下で働けるといいよね。

直留は裁判員裁判を目の前に緊張していた。

素人が人を裁いてもいいのかと不安がる裁判員に、薬師寺は、
素人だからいい、
裁判は以前から、専門的すぎてわかりにくい、何年も時間がかかりすぎる、
法律の専門家だけで行うと、一般常識とかけ離れてしまう、
などという声があった、
それで導入されたのが裁判員制度だから、法律の知識にとらわれず自由に発言してもらえればよい、
と説明。
その言葉で裁判員達は落ち着きを取り戻す。

直留は、裁判の仕切りもうまく、人を安心させる力のある薬師寺のような裁判官になりたいと思っていた。

・・・だけど、その素直な気持ちが、ある出来事をきっかけに変化していくんだ。

今回の裁判員裁判で扱う事件は、殺人事件。
目撃者も指紋の付いた凶器も見つかっていたから
普通に考えたら被告人が有罪となるはず。
だけど、直留はなぜか違和感を感じていた。

そんな時、どこからか声がした。
「オ前、トントンガ憑イテイナイネ?」

その直後、直留は急激な痛みに襲われてその場に倒れる。

気がづくと、、、

なんと直留の肩に、人の顔のような物体が張り付いていた。

しかもその物体は言葉を話し、自分のことを「ハイド」と名乗る。
直留が引き剥がそうとしても、くっついたまま取れない。
ハイドは、「トントンを見せてあげるヨ」と直留に言う。

翌日の裁判で、ハイドによってトントンが見えた直留。

人間の一生の行動を記録する、化け物のような姿のトントン。
直留は、何かをしゃべりたがっているトントンを見つけた。
それは、被告人に憑いているトントンだった。

「あいつの声、聞きたい?」とハイドから聞かれ、
即座に「うん」と答える直留。

ハイドは、直留の体から『グゥ』と呼ばれる飴玉のようなものを取出し、
トントンに食べさせる。
すると、被告人に憑いていたトントンがしゃべりだした。

「コイツはやってない
 現場には行ったが殺しちゃいねぇ」

直留は事件の真相が聞きたくて、さらにトントンから被告人の声を聞き出そうとする。

だけど、トントンに話させるための『グゥ』は、直留の寿命から作られたものだったんだ。

裁判官として、真実に近づこうと自分の寿命を削る直留。
その行動が、今まで理想としていた裁判官とは違う、ゆがんだ方向へ進んでいくことになる・・・。

実際の裁判で、誰もが事件の真相を知りたいと思うもの。
その気持ちが強すぎて、大事なことが見えなくなったり、間違った方法を取ってしまったり、、

どんな仕事でも、成功するためにとっていた行動によって、いつの間にか今までの自分と変わってしまうことがある。
「ジキルとハイドと裁判員」は、初心を貫くことの大切さを教えてくれる職業漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!

>>裁判官とは?

◆マン活王子の職業漫画書評点数
  リアル度 ★★★☆☆
  モチベーション ★★★★☆
  ストーリー性 ★★★★☆
 
 
◆こんな人におすすめの職業漫画♪
  
  
  夢を追いかけている
  仕事で挫けそう
  自信をつけたい
  早く出世したい
  真実を知りたい

 

◆ 裁判官の職業漫画:「ジキルとハイドと裁判員」について語る ◆

「ジキルとハイドと裁判員」を読んで裁判官になった人、裁判官を
目指している人のコメントも待ってるね♪

裁判官の職業漫画:「裁判員の女神」 かわすみひろし/毛利甚八


◆「裁判員の女神」 のあらすじ

2009年5月21日に始まった裁判員制度は、3人の裁判官の他に
無作為に選ばれた6人の一般人が共に罪を裁いていく制度。
古い慣習で凝り固まった司法に新しい風が吹き込まれることが期待されている。

大学4年生で司法試験に合格、東京地裁・刑事部の左陪席(裁判長の左に座る判事)を2年勤め、
今年で26歳の裁判官・勇樹(ゆうき)美知子は、とても優秀で、最高裁の局付(きょくづき)になると噂があった。
ただ、かなり個性が強いとも言われていた。

東京から海鳴市へ転勤となった勇樹は、買ったばかりの自転車を走らせていると
きれいな海が見えてきた。
いすに座って絵を描いている年配の男性に声をかけると、
孫の釣りを付き合う間やることがないから見張りがてら絵を描いていると言う。
その時、孫の清志郎の竿に大きな魚がかかる。
「自分で釣り上げろ」と言う祖父。
大声で応援する勇樹。
清志郎が釣り上げたのは、大きな真鯛だった。
喜ぶ清志郎。
「それじゃあ行こうか」と男性に連れて行かれた先は居酒屋。
早速釣った魚を刺身にしてもらったのだった。
楽しく話をしていた勇樹がふと時計を見ると、17時を過ぎている。
慌てて店を飛び出す・・・。

裁判所宿舎では、刑事部の同僚が、勇樹の引越しの手伝いをするため、勇樹の到着を待っていたのだ。
早速失敗をしてしまった勇樹。

勇樹は、刑事部の裁判官室に案内される。
出てきたのは、山崎裁判長。
なんと一緒に魚釣りをした年配の男性だった。
そして右陪席の光浦もいた。

裁判員裁判で裁判に参加するのは、山崎、光浦、勇樹の3人の裁判官と、一般市民の裁判員。
裁判員に選ばれたのは、
人を裁くことを恐れる会社員・佐藤、
たまたま住民票が残っていたホームレス・戸浦など。

「自分が裁判員なんて・・・」と言う戸浦に、
「あなたのような人に裁判員になっていただきたい、
 被告人はあなたによく似た境遇の方、
 あなたでしか理解できないことがたくさんあると思う」
と優しく話しかける勇樹。

裁判が始まり、すぐに決め付けようとする佐藤に反して
冷静に判断をしようとする戸浦。
事件や被告人に向き合いながら、自分達も成長していく。

見た目はかわいらしい勇樹だけど、若くして裁判官になっただけあって、言葉には重みがある。
そして、いつも笑顔で明るく悩みがなさそうに見えるけれど、裁判官になったのには理由があった・・・。

厳しい刑を与えて目障りな人を閉じ込めるだけでは何も解決しない、
ジョン・ロックが残した『人民の福祉は最高の法である』という言葉、
皆が幸せに生きる社会を作れば犯罪はなくなり刑法なんていらなくなる、
再犯が起こらないためにも、事件の真相、原因をつきとめることは大事だと教えられる漫画だよ。

原作者は「家裁の人」も手がけた毛利甚八。
家裁の人」と同様に、裁判を通して人間の本質が表れていくよ。
人を裁くには、被告人を犯罪者ではなく、一人の人間として見なければならないんだ。

1話が終わる度に裁判員制度についてのQ&Aがあるから、読み進めるたびに裁判官の知識が深まる職業漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!

>>裁判官とは?

◆マン活王子の職業漫画書評点数
  リアル度 ★★★★★
  モチベーション ★★★★☆
  ストーリー性 ★★★★★
 
 
◆こんな人におすすめの職業漫画♪
  
  真実を知りたい 
  犯罪をなくしたい
  人を助けたい
  自分に自信がない
  裁判員制度について知りたい

 

◆ 裁判官の職業漫画:「裁判員の女神」について語る ◆

「裁判員の女神」を読んで裁判官になった人、裁判官を
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裁判官の職業漫画:「裁いてみましょ。」 きら/酒井直行

裁判官の職業漫画:「裁いてみましょ。」 きら/酒井直行


◆「裁いてみましょ。」 のあらすじ

神奈川地方裁判所で刑事補・長澤あずさ、29歳。
裁判官6年目になるのに、今でも胃が痛くなることが多い。

あずさは初めて裁判員制度で裁判官を務めることになり、
遠距離恋愛中の恋人・検事の尾崎瞬には、
「一般市民が裁判に参加するのはいい制度」と言っていたものの
緊張と動揺が大きく、電話口で瞬にあたってしまう。

裁判員制度の裁判員候補には、20歳以上の選挙権を持つ一般市民なら誰でも選ばれる。
選ばれた裁判員が、アメリカの陪審員制度のように、殺人・傷害致死事件の被告人を裁くことになる。

あずさは、実際に裁判員候補者を目の前にし、めまいがしそうになる中、
裁判員を決めるために、忌避手続きを始める。

忌避手続きとは、裁判員候補者との質疑応答で、事件に対して先入観や偏見を持っていないかなどを確認すること。

裁判員候補者の中から裁判員が決まり、審理が始まった。

今回の事件の被告人は、別れ話のもつれから不倫相手を殺害してしまった女性だった。

審理の後、評議室で裁判官と裁判員による評議が行われた。
裁判員は全員、人を裁くのは初めての為、質問攻めでなかなか先に進まない。

罪を犯した人は逮捕されてからは被疑者と呼ばれ、裁判が始まったら被告人と呼ばれる、
など説明をするものの、普段裁判と関わりのない一般市民にはすぐに受け入れられない。

ワイドショー好きの主婦には、テレビ報道などでの先入観や偏見は評議の判断を狂わせる可能性があるから
法廷で得た情報だけで判断するようにと注意する。

そして、なんと選ばれた裁判員の中に前科者がいることが分かり、ますます動揺するあずさ。

裁判が進むにつれ、色々な悩みを抱えるものの、
普段から頭が固いと言われているあずさは、恋人にまで心のうちを話せずにいた。

でも、前科者である裁判員の冷静な意見や恋人の言葉をきっかけに、裁判員を注意していた自分自身が
偏見を持っていたことに気づかされる。

裁判員達と意見を出し、ぶつかりあいながら、裁判員制度が形になっていく。

毎回判決を言い渡すときは胃に穴があきそうになるあずさ。
仕事上、検事の彼との結婚も難しい。
自分には裁判官の仕事は向いていないんじゃないかと葛藤しながらも、裁判員達と関わりながら、自分の道を開いていく。

「裁いてみましょ。」は1巻完結のお話だけど、よくまとまっていて、
裁判についてだけじゃなく、大人の恋愛も描かれているから、重すぎずさらっと読めるよ。
キリっとした真面目な美人裁判官のあずさが、もがきながら頑張っているところも感情移入しやすいよ。
死刑などのテーマもあるのに、イラストに背景があまり描かれてなくて白い部分が多いから、全体的に暗い印象がないよ。

「裁いてみましょ。」は、日本でまだ裁判員制度が始まっていない時、裁判員制度を想定して描かれた漫画。
実際の裁判員制度とは違うところもあるけれど、裁判官の仕事内容を垣間見れる職業漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!

>>裁判官とは?

◆マン活王子の職業漫画書評点数
  リアル度 ★★★★☆
  モチベーション ★★★★☆
  ストーリー性 ★★★★★
 
 
◆こんな人におすすめの職業漫画♪
  
   
  正義感がある
  今の仕事が合っているか分からない
  夢を追いかけている
  仕事で挫けそう
  自信をつけたい

 

 

◆ 裁判官の職業漫画:「裁いてみましょ。」について語る ◆

「裁いてみましょ。」を読んで裁判官になった人、裁判官を
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外交官の職業漫画:「杉原千畝(すぎはらちうね) 六千人の命を救った外交官」 あべさより/渡辺 勝正


◆「杉原千畝」 のあらすじ

1900年岐阜県で生まれた、杉原千畝。
子供の頃から戦争で亡くなる人がいることに疑問を感じ、
何のために戦争なんてするんだろうと思っていた。

父の転勤で何度も転校をしていた千畝は、小学校でなまりをからかわれた。
だけど、父が
「人間の悪いところは、自分と少しでも違ったらすぐばかにするところだ、
 大人も子供も同じだ、
 そんなやつは、ほっておけ」
と言ってくれて、学校へ通うのが苦じゃなくなったんだ。

中学校で初めて触れた英語に興味を持った千畝は、
英語を勉強すれば、世界中の人々と話せるようになる、
そうなれば戦争もなくなるかもしれない、
いつか戦争のない世界をつくるぞ、と熱心に勉強をした。

父が、野口英世を見習って医者になれと言うから医学校の入学試験を受けることになっていたんだけど
千畝は当日、試験をすっぽかしてしまうんだ。
それが父にばれて大目玉。
だけど千畝は、どうしても英語を使う仕事に就きたかった。
「学校へ行くお金も生活するお金も自分で稼ぐ!」
と父に訴える。
千畝の熱意が伝わって、千畝は、早稲田大学の英語科に入学した。

世間は不況で、千畝がアルバイトをしていた会社は次々倒産。
このままでは生活できないと困っていた時に、国のお金で外国へ行ける上に勉強までできる、
外務省留学生の募集の新聞記事を見つける。

千畝は猛勉強して、留学生の試験に合格。
そして念願の海外生活が始まった。

行く国々で考え方の違いなど葛藤しながらも、同じ人間であることに変わりはない、
第一に考えるのは、すべての人々が平等で幸福に暮らしていける、
平和な世の中にしたいということだと自分に言い聞かせていた。

そんな千畝の少年の頃からの純粋な気持ちが、多くのユダヤ人難民の命を救うことになる。

杉原千畝は実在する人物。
「杉原千畝 六千人の命を救った外交官」を読むと、日本が平和であることの有難さ、
自分のことよりも困った人達のことを考えられる千畝の生き方、
同じ日本人として誇りが持てるよ。
千畝は他人だけじゃなく、家族も大事にするとても心の優しい人。

正義とは何なのか、いつも正しいことが通るとは限らないから
自分を信じて、人を守るためには努力も必要だよ。

小学館から学習まんがとして出ている「杉原千畝 六千人の命を救った外交官」。
学習まんがは、学校の図書館に置いてあったりするから、みんな子供の頃1冊は読んだことがあるはず。
子供でも分かるように書かれてあるから分かりやすくてすぐに読めるよ。
それに大人になってからもう1度学習まんがを読むと、新たな気付きがあって深く読める。
学習まんがシリーズは、家に置いておきたくなる漫画だよ。

外交官の職業漫画「杉原千畝 六千人の命を救った外交官」を読めば、
杉原千畝がとても立派な人だということが分かるけど、
監修を行った杉原千畝研究会代表の渡辺勝正さんもすばらしい人だよ。
世間から誤解されていた千畝の行ったこと、真実を多くの人に伝えたんだ。
巻末に渡辺さんの解説があるから是非読んでみてね。
⇒ 全巻チェックする!

>>外交官とは?

◆マン活王子の職業漫画書評点数
  リアル度 ★★★★★
  モチベーション ★★★★★
  ストーリー性 ★★★★★
 
 
◆こんな人におすすめの職業漫画♪
  
  平和な世界にしたい 
  夢を追いかけている
  世界を変えたい
  葛藤がある
  困っている人を助けたい

 

◆ 外交官の職業漫画:「杉原千畝」について語る ◆

「杉原千畝」を読んで外交官になった人、外交官を
目指している人のコメントも待ってるね♪

弁護士の職業漫画:「弁護士のくず」 井浦秀夫

◆「弁護士のくず」 のあらすじ

白石誠法律事務所で働いている、弁護士・九頭元人(くずもとひと)。
所長の白石に憧れて入ってきた、新米弁護士・武田真実は、九頭のことを
下品でいい加減、弁護士とは思えない、
なんでこんなクズと組まなきゃいけないのか、とまで言う。

確かに口が悪くて弁護士と思えない態度で周りをヒヤヒヤさせることも多いんだけど、
いろいろな事件、争いを見てきたからこそ今の九頭がいる。

九頭は、いつもふざけているように見えるけれど、人間の本質をよく見ていて、
みんながイイ子だと思っていた女子高生の本音、
純粋だと思っていた主婦の気高さ、など
誰もが見過ごすようなところを冷静に鋭くつっこんでくる。

イラスト的には『タケちゃんマン』にしか見えない九頭だけど、意外とモテたり、
熱い心を秘めているから、とても興味がわくよ。

そんな九頭の前に、ある日
「あなたの娘です」
という少女が現れる・・・。

「弁護士のくず」はドラマにもなって、豊川悦司さんが名演されていたよ。

監修は弁護士の小林茂和さんだから、実際の弁護士の仕事が垣間見れる職業漫画だよ。
⇒ 全巻チェックする!

>>弁護士とは?

◆マン活王子の職業漫画書評点数
  リアル度 ★★★★☆
  モチベーション ★★★★★
  ストーリー性 ★★★★★
 
 
◆こんな人におすすめの職業漫画♪
  
  真実を見極めたい
  人の気持ちが知りたい  
  意志が強い
  困っている人を助けたい
  負けず嫌い

 

◆ 弁護士の職業漫画:「弁護士のくず」について語る ◆

「弁護士のくず」を読んで弁護士になった人、弁護士を
目指している人のコメントも待ってるね♪