介護福祉士とは?
介護福祉士(別名ケアワーカー)の仕事は、ホームヘルパーの仕事とあまり変わら
ないんだ。
ホームヘルパーとの違いは、
介護福祉士は1982年に作られた国家資格なのに対して、ホームヘルパーは、
各都道府県がその資格を認めた公的認定資格。
だから、介護福祉士の方が知識が豊富と言えるね。
介護福祉士の仕事内容は、大きく分けて2つあるよ。
1つは、在外介護福祉士として、利用者のお宅に訪問して介護する仕事、
もう1つは、施設の中で介護福祉士として介護する仕事だよ。
◆利用者のお宅に訪問して介護する仕事
・介護保険利用者の介護
利用者やその家族が抱える問題を少しでも解消するため食事・排泄・入浴等の介護
・介護保険利用者やその家族に対する助言・指導や利用者や家族との信頼関係の確立
利用者の自立やその家族の介護負担をなるべく軽くする為、利用者にあった生活動作の方
法を考え助言
そのために、介護福祉士として家族の悩みや相談事を聞き、一緒に考える事で信頼関係を築いていく
・介護記録の作成
介護保険利用者に実施したサービス内容や利用者の状況について「介護記録」の作成
◆施設の中での介護福祉士の仕事
介護施設を大きく分けると、
・高齢者施設
・障害者施設
・その他の社会福祉施設
の3つに分けられるよ。
この中でも介護福祉士の仕事としてもっとも有名なのが「高齢者施設」
高齢者施設の中でも、体が動かない人が入る施設や、体は動くけど色々な理由で入る施設、
痴呆の症状が出た人が入る施設など様々だよ。
介護福祉士になるには2つの道があるよ。
まず1つ目は、介護福祉士を養成する大学・短期大学・専門学校に行って、必要な単位を取る方法。
卒業と同時に資格を取得したことになるから、試験免除で資格が取れるんだ。
でも学校にいる間にはたくさんテストや実習はあるから、どちらにしろかなりの勉強は必要になるよ。
人の命に関わる仕事だから当然だけどね。
2つ目は、介護施設で3年間経験を積んで、筆記試験・実技試験を受けて資格を取る方法。
試験は毎年1回あって、1月に筆記試験を受けて、合格したら3月の実技試験を受けるんだ。
3月下旬に合格発表があるよ。
少子高齢化が進む一方だから、介護福祉士の仕事はますます必要になってくる。
今は高収入は得られないけど、介護福祉士の仕事は将来性のある仕事だよ。
介護福祉士をめざすには、実際に介護福祉士になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆
介護福祉士の自分をイメージするために・・・
介護福祉士を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪
「ヘルプマン!」 くさか里樹 |