元日本F級チャンピオン、ド根性男の突貫小僧こと松丸辰吉(まつまるたつきち)は、
今は小さなスポーツ用品メーカーで、営業社員として働いていた。
命をかけたリングだった後楽園ホールに行くことはほとんどなくなっていた。
ハングリーな選手があふれていた時代。
その鉄火場の空気で育った松丸には今のボクシングは、お坊ちゃんのお遊戯スポーツにしか思えなかったからだ。
しかししがないサラリーマン。
会社の命令で、イメージキャラクターの候補である若手ボクサー、田中の試合を見に行かされることになった。
昔の恩師に出会い、やはり不満を口にしてしまう松丸。
そんな帰り道、試合勝者のプロボクサー田中へ強烈なパンチで挑み、一撃であごを割り瞬殺!
血気盛んな高校生・望月鶏一との出会いである。
松丸は昔取った杵柄でボクシングのディフェンスを取り鶏一を制圧するかに思われたがすんででつかまり、
強烈なボディーブローをくらい吹っ飛ぶ。
「6割の力だよ」という素人高校生鶏一の姿に松丸は忘れていたボクシングスピリットを思い出すのだ。
鶏一は田中を倒したことから暴走族のヘッドがボクシングのインターハイチャンプ。
付け刃の殴り合いでは鶏一はかなわず、2ヵ月後、松丸の指導でリング上で決着をつけることになる。
めきめきと力をつけ努力していく鶏一に松丸は魅了されてゆく。
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