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>>ハッカーとは? |
◆「王様達のヴァイキング」 のあらすじ
スカイツリーで派手に上場パーティを開いていた坂井大輔は、メールを見て慌てて自宅へ帰る。
自宅の9階には、坂井が面倒をみてきた、若き天才プログラマー達がいた。
彼らから、連日起きていた、都銀と消費者金融のシステムエラー事件の犯人を見つけた、という知らせを受けたんだ。
「凄腕ハッカーはどんなやつらだ」と興味津々の坂井は、
「クラッカー(犯罪者)です、ハッカー(技術者)と一緒にしないでください」と言われる。
消費者金融へのサイバー攻撃犯は、痕跡を残さず、中国のサーバー踏み台にしていて、
海外からの攻撃だと言われていたけれど、彼らは日本からだと確信していた。
IPアドレスは特定できなかったものの、奥深くにログが残っていた。
そこには挑戦状とも思われる暗号が埋め込まれていた。
その暗号を解くと、特定の場所をさす地図が現れた。
犯人を見つけることが金融会社からの調査依頼だったけれど、
「どんな奴か見てから考える」と坂井は地図の示す場所へ向かう。
そこは、古びたレンタルビデオ屋だった。
騙されたと思いながら中をのぞくと、一匹の犬が横たわっていた。
そして、暗闇から一人の少年が姿を現す。
坂井がドアをこじあけて入ろうとすると、その隙間から逃げ出す少年。
「警察じゃない、話がしたいだけだ」と伝えると、少年はおとなしく店へ戻る。
「キミが今回の一連の事件の首謀者か?」と坂井が聞くと、
「僕は一人です」と答える少年。
14社すべてを一人で攻撃したと知り、坂井は驚く。
坂井が育ててきた天才チームがつくった問題を試しに少年にやらせると、嬉しそうな顔で一瞬で解いてしまった。
少年は、2005年のIBM製ThinkPadにLinux(リナックス)をつんだ、渋いノートパソコンを大切そうに使っていた。
少年の名は、是枝一希(これえだかずき)。18歳。
変人扱いされ、高校は中退、コンビニのバイトは3回もクビになり、もうすぐ取り壊されるビデオ屋で暮らしていた。
家族はなく、近いうちに住むところもなくなるから仕事を探さないといけないと言う。
その腕を悪いことに使うのはもったいないという坂井。
坂井は、「エンジェル投資家」と名乗り、お金を生みそうな人間を、自分のお金で援助していた。
「リアルな世界で地球を征服するのは現実的ではないが、IT業界なら一人で10~20億の人を動かすこともできる。
俺はお前の手を使って世界征服がしたい」と言う。
お金に興味はない、このままでいいと言う是枝に、
「つまらん遊びで満足するな!楽しいと楽(らく)は違うんだ!
お前だって本当は誰かに見つけてほしいから、わざとログを残したんだろ」
という坂井。
是枝は、カッとなって、坂井の顔にコップの水をかける。
「僕にはPCがすべて、
これを仕事にして失敗して嫌いになったら、、、」と不安がる是枝に坂井は、
「それしかないなら、それしかないんだろ、
多くの優秀なハッカー達の絶え間ない探究心と限りない労力で新しい世界が造られてきた、
お前のその手は本当はなにがしたいんだ?」と問いかける。
是枝は、お金が必要で働きたいだけなのに、自分の気持ちがうまく伝えられず、これまで仕事が長続きしなかった。
そんな周りから理解されにくい是枝を、坂井は見捨てなかった。
坂井の会社、天才プログラマーチーム率いるヘッジホッグで、仕事を教わることになった是枝。
ヘッジホッグは、FaceBook、ツイッター、ミクシィ、LINEなど、あらゆるSNSを一括管理できるWEBサービスを運営していた。
早速、画像検索のプログラムを作ってみるように言われた是枝は、あっという間に作業をこなす。
無駄のない有機的なプログラムの組み方にチーム一同驚く。
だけど、本番DB(データベース)をいじってしまい反感をかってしまう。
悪気はなかったものの、またしても自分の想いを伝えきれない。
「生きててもいい理由を自分で作りたい」という是枝に、坂井は、お前なりの獲物の狩り方を見つけろと言う。
自分にしかできないことは何なのか?是枝は自分の道を切り開けるのか!?
周りと比べて、できないことが多いと悩むよりも、人と違う1つのことを伸ばす方が上にいける可能性が高い。
その力が自信につながり、強くもなれる。
「王様達のヴァイキング」は、自分を信じて、前に進むことを教えてもらえる漫画だよ。
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◆ ハッカー・クロッカーの漫画「王様達のヴァイキング」について語る ◆
「王様達のヴァイキング」を読んでハッカーになった人、ハッカーを
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