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>>アパレル販売員とは? |
◆「Real Clothes(リアルクローズ)」 のあらすじ
天野絹恵(きぬえ)の仕事は、越前屋百貨店・リビング布団売場の販売員。
異動の希望を聞かれても、リビング布団売り場を希望し続けるほど、ふとんを愛している。
眠れず腰に疲れが残るというお客様には、
「ベースはウレタンスプリング、ふとんは高反発、低反発、羊毛や綿、パッドは体圧分散や麻のものなど、
質のよい睡眠を大切にしている方には、うすいものを重ねてゆく方法がよい」
と細かく提案。
そして、お客様にあう組み合わせが見つかるまでとことんつきあう。
子供の頃から母親に「キチンと生きようね」と言われてきたから、仕事に対する姿勢も真面目そのもの。
絹恵は、ふとんを売ることに情熱をかけているけれど、同僚はやる気がなく、足をひっぱられている。
絹恵は、人間は中身が大切だと思っているので、同世代の女性がファッションにお金をかけることがまったく理解できずにいた。
ある日、ロッカールームで出くわした、セレブ風の中年女性に
「つまらないものを着ているとつまらない一生になるわよ」と言われる。
自分のことを何も知らない相手からそんなことを言われ、怒りがおさまらない絹恵は、
恋人の達也に愚痴をこぼす。
服は、脱げばただの布。
自分は思ってくれる恋人がいて、十分幸せな人生を送っている、と気持ちを落ち着かせる。
翌日、異動発表があった。
絹恵の希望に反して、異動先は、全く興味のない、婦人服売り場。
婦人服売り場は、優秀な人材を集めてリニューアルするということで、上司から、
人が見ていなくてもよく働くと推薦された絹恵がメンバーに選ばれたんだ。
布団が好きだから今まで頑張ってこれたのに、と落ち込む絹恵。
周りの女性陣は、憧れの婦人3部に入ることになった絹恵をうらやましがる。
不安だらけの中、頼りにしていた部長さえ別の部署へ異動、
そして新しく統括部長に就任したのは、昨日会った中年女性、神保美姫(じんぼみき)だった。
神保は、まったく新しい婦人服売り場をつくると宣言。
ふとんと同じ販売の仕事だから、基本的なことは変らないと思っていたものの
ファッション用語など全く分からず悪戦苦闘する絹恵。
ついに年下の契約社員、凌(りょう)にまで怒られる始末。
今までの布団売り場に比べて、婦人服売り場は、きれいに片付いていて、皆がエリート販売員。
絹恵にとって働きやすい環境だった。
何でも真剣に取り組む絹恵は、ブランド、服の色、形、素材、特徴などを頭にいれようと、ファッションの勉強を始める。
ところが、またもや凌に指摘されてしまう。
「私達は販売のプロ、
洋服を知りつくして洋服を愛しています
頭で勉強すれば何とかなるとか洋服をなめないでほしいんです」
さらに、容姿についても、あかぬけていない、やせてほしいと言われてしまう。
くやしい思いをするけれど、もともと頑張り屋の絹恵はそんなことで挫けない。
ファッションに向き合い、お客様の要望に応えながら接客しているうちに、
自分も服が好きだったことを思い出す。
服を売る仕事がおもしろくなってきた絹恵の前に、
売り場の服を買い付けている、カリスマバイヤーの田渕優作が現れた。
絹恵は、田渕から
「自分を知らないし、自分が行く先も見えてない、、、小太りのおサル」
と言われてしまう。
初めて会った男性からそんなことを言われ、腹をたてた絹恵は、
「人間は見た目がすべてじゃないと思います!」
と反論するものの、
「中身があやふやな人間に限ってそう言う、
見た目もふくめて自分だと受け入れられない人は未熟」
とまで言われてしまう。
最初は怒りしかなかったけれど、次第にその言葉の意味を理解していく。
何度も挫折しそうになる絹恵だけれど、恋人の達也に支えられたり、
自分の意見をしっかり持っているから、色々な壁を乗り越えて成長していく。
絹恵の仕事に対する姿勢、諦めない強さ、など見ていると力をもらえる漫画だよ。
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◆ アパレル販売員の漫画「Real Clothes」について語る ◆
「Real Clothes」を読んでアパレル販売員になった人、アパレル販売員を
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