代議士とは?

代議士とは?

 

 代議士は、選挙によって国民から選ばれた国会議員のことで、一般的には衆議院
 議員のことをいうよ。

 代議士の名前の由来は、昔貴族院しかなかった時代に、国民の代表を新たに衆議
 院に送るということで、「代」議士という名前になったと言われているよ。

 日本には権力三分立という言葉がある。
 立法・司法・行政の三分立。
 この中で立法が代議士の仕事になるよ。

国民が暮らしやすく法律を作るのが代議士の仕事。
通常国会は1月に召集されて、150日間政府がどんな政策を行えばいいのか政府が行っている政策が
正しい政策なのか討論するのも代議士の仕事になるよ。
そして、法案も憲法違反にならないか本当に必要な法案なのかを激しく議論をするのも代議士の仕事。

通常、法案の審議は各法案の委員会で行われる。
国会議員も委員長や理事・役員で参加をして法案の審議を行うよ。
各委員会の中で特に重要なのが「予算委員会」で総理大臣が出席することもあるよ。

国会が閉会している間も、代議士は忙しく、次の国会や選挙にむけて動くんだ。
選挙対策として金曜日には地元に戻って、後援会との相談・報告会・行事への参加など、
地元の人達の要望を聞いたりするよ。
こうして地元に帰りながら次の選挙に向けて代議士は地盤を作るのも大事な仕事なんだ。

そして、月曜日に東京に戻ってくると火曜日から金曜日まで毎朝7?8時から朝食会という勉強会がある。
官僚の局長やNPOの人達、産業会の大物を交えて色々と貴重な話をしながら朝食をとるんだ。
その後も支援団体や陳情者の話に対応したり、街頭演説をしたり朝から晩まで仕事のスケジュールがいっぱいという
代議士さんが多いよ。

代議士は、「非常勤特別職の国家公務員」という扱いになるから、出勤時間や残業・休日について特に
定められていないんだ。

代議士について詳しくなったら、国会中継を見るのもおもしろくなるよ。

代議士になるにはどうすればいい?

代議士(衆議院議員)になるには、選挙に立候補して当選しないといけないよ。
衆議院議員の場合、25歳を過ぎると立候補できるよ。

選挙に当選するには、特に試験もないし、資格も必要ないけど、選挙で当選するためには国民から支持されなければ
ならない。
資格がいらないと言っても、政治の勉強は必要だし、選挙費用もかかるよ。
選挙費用は、立候補時に国に供託金を支払わなければいけない。
選挙で一定以上の票が集まらなかった場合、供託金は没収されてしまうんだ。
その他にも宣伝のためのポスター・チラシ代、選挙カーのレンタル代など雑費も合わせるとかなりの額が必要になる。
だから誰でも簡単に代議士になれるというわけじゃないんだ。

代議士になる方法としては、官僚や代議士の秘書になって人脈を広げてから選挙に出るというパターンが多いよ。

 

代議士をめざすには、実際代議士になった自分をイメージすることも大事!
常に目標を定めて意識していれば、道がブレないから最短の道を進めるよ☆

代議士の自分をイメージするために・・・
代議士を題材にした漫画で、実際の現場を覗き見してみよう♪

「大いなる完」
本宮ひろ志
「加治隆介の議」
弘兼憲史
「サンクチュアリ」
池上遼一



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