◆「沈黙の艦隊」 のあらすじ
ある日、海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」が消息を断った。
日本海溝1500メートルの深海に沈没したという。
艦長の海江田四郎二等海佐以下、乗員70名も絶望視されていた。
調査の結果、「やまなみ」は、ソ連原潜とぶつかり、深度700メートルで圧潰、
沈没し、乗員、艦ともバラバラになったと言う。
ソ連潜の負傷は軽度。
海上自衛隊横須賀基地では、第2潜水隊郡「たつなみ」の艦長・深町洋(ふかまちひろし)二等海佐が
「やまなみ」の圧潰沈没事故に不信感を抱いていた。
艦体と乗員の遺体を処理したのは米軍で、自分の目で見たわけではない。
深町と海江田は防大で同期、昇進も一緒だった。
でも海江田はこの事故で2階級特進が決定し海将補となった。
いくら殉死だとは言え、艦を沈めたのに2階級も特進するのはおかしいと
深町は自ら調査を始める。
航海長の渡瀬三等海佐、副艦長の速水三等海佐と共に、水測室へ向かう。
深町は水測室で、水測長の南波(なんば)曹長に、「やまなみ」が沈没した時の音を流すよう指示。
南波は、「ダビングがばれたら軍法会議ものだ」と言いながら音紋テープを再生する。
聞こえてくる「やまなみ」衝突時の音。
スクリュー音がないことから、エンジン停止、沈降中、衝突した様子が分かる。
そして圧潰。
深町は、繰り返し音紋テープをかけさせ、
「海江田は潜水艦航行にかけてはプライドが高いから、ソ連潜に激突して自艦だけ沈めるようなヘマはしない
潜水艦乗りが信用するのは、自分の眼と耳と勘だけ」
と「やまなみ」の事故が擬装(トリック)だと言い放つ。
深町の勘は当たっているのか!?
「沈黙の艦隊」というタイトルも難しそうな印象を受けるし、専門用語もたくさんでてくるけど
スリルあるストーリーで、読んでいるうちに引き込まれていくよ。
潜水艦にかける熱い情熱も伝わってくる。
19 年に連載がスタートした漫画だけど、今読んでもおもしろい名作の漫画だよ。
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